ビンダケルの効能・用量・副作用など

ビンダケルの特徴

トランスサイレチン(TTR)型家族性アミロイドポリニューロパチーとは,トランスサイレチン由来のアミロイド(タンパク質)が,末梢神経および自律神経系に沈着することで機能障害を引きおこす疾患で,厚生労働省の難治性疾患克服研究事業の対象疾患に指定されています。下肢の感覚消失,疼痛,筋力低下を特徴とするポリニューロパチーなどさまざまな症状が現れ,発症から平均10年で死に至ります。
本剤はトランスサイレチンを安定化し,末梢神経の変性を引きおこすアミロイドの蓄積を抑制して末梢神経障害の進行を抑えます。これまではそれぞれの症状に対する対症療法以外では肝移植が唯一の治療法でしたが,本剤の登場で発症早期から治療が行えるようになりました。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 その他の薬 > タファミジス > タファミジスメグルミン
形状 カプセル剤 
同じ分類の薬 イソプリノシン   イムセラ   ウブレチド   ウラリット配合錠   ジェネリック薬: ウタゲン配合散  

ビンダケル メーカー別薬価など

会社 ファイザー
保険薬価 カプセル剤20mg 1カプセル 57,171.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
20
本体コード:
FX 6 A


ビンダケルの効能・効果

トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの末梢神経障害の進行抑制

ビンダケルの用法・用量

1日1回20mg(1カプセル)。

ビンダケルの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……重い肝機能障害
(3)避妊……本剤の服用によって胎児の生存率減少などが報告されているので,服用期間中および最終服用後1カ月間は,妊娠する可能性のある人は適切な方法で避妊してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……回転性めまい,眼乾燥,眼痛,高眼圧症,上強膜炎,聴力低下,網脈絡膜症/肝腫大/四肢痛,関節炎,関節痛,筋肉痛,筋肉疲労,筋力低下,骨折,背部痛,筋れん縮,筋けい縮,頸部痛,腱痛/口腔咽頭痛,鼻咽頭炎,しゃっくり,咽頭炎,気管支炎,鼻炎,副鼻腔炎,扁桃炎/上室性期外収縮,頻脈,不整脈/下痢,嘔吐,悪心,消化不良,上腹部痛,早期満腹,腹痛,便秘,胃炎,胃食道逆流性疾患,胃腸炎,鼓腸,歯感染,歯肉腫脹,消化管運動障害,食道炎,食欲減退,肛門出血/頭痛,うつ病,感覚鈍麻,緊張性頭痛,錯感覚,失神,神経痛,異常感覚,一過性脳虚血発作,下肢静止不能症候群,感覚消失,気分変化,傾眠,不眠症,浮動性めまい,平衡障害/尿路感染,勃起不全,外陰部腟カンジダ症,血尿,尿閉,腟感染/脱毛症,発疹,皮膚病変,感染性皮膚潰瘍,四肢膿瘍,色素沈着障害,じん麻疹/インフルエンザ,インフルエンザ様疾患,発熱,無力症,リンパ腫,倦怠感,髄膜炎,体重減少,むくみ
(2)検査などでわかる副作用……肝酵素上昇/赤血球増加症,貧血/起立性低血圧,左脚ブロック,低血圧,房室ブロック,高血圧,心電図異常/コレステロール増加,テストステロン減少

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。