ピシバニール注射用の効能・用量・副作用など

ピシバニール注射用の特徴

人の体がもともともっている免疫反応を高めて,がんに対する抵抗力を強くする作用をもっています。溶連菌の成分に特殊な処理を施して医薬品にしたもので,菌体製剤といわれています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 免疫増強剤 > ピシバニール > ピシバニール
形状 注射用剤 
同じ分類の薬 レンチナン静注用  

ピシバニール注射用 メーカー別薬価など

会社 中外製薬
保険薬価 注射用剤0.2KE 1瓶 791.00円
注射用剤0.5KE 1瓶 1,689.00円
注射用剤1KE 1瓶 3,132.00円
注射用剤5KE 1瓶 6,961.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


ピシバニール注射用の効能・効果

胃がん(手術例)・原発性肺がんにおける化学療法との併用による生存期間の延長/消化器がん・肺がんにおけるがん性胸水・腹水の減少/他剤無効の頭頸部がん(上顎がん,喉頭がん,咽頭がん,舌がん),甲状腺がん/リンパ管腫

ピシバニール注射用の使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……本剤によるショックの前歴/ベンジルペニシリンベンザチン水和物グラム陽性菌用ペニシリンによるショックの前歴
(2)特に慎重に使用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……本剤またはペニシリン系抗生物質グラム陽性菌用ペニシリン広域感性ペニシリンに対するアレルギーの前歴
(3)慎重に使用すべき場合……心疾患/腎疾患/セフェム系抗生物質セフェム系抗生物質に対するアレルギーの前歴/気管支ぜんそく・発疹・じん麻疹などのアレルギー症状をおこしやすい体質(本人および両親・兄弟姉妹)
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ使用。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①ショック,アナフィラキシー様症状(ふるえ,心悸亢進,呼吸困難など)。②間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。③急性腎不全。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)処方医に連絡すべき副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,紫斑)
(2)おこることがある副作用……注射部位の疼痛・腫れ・発赤・熱感・硬結/発熱,全身倦怠,頭痛,関節痛/貧血/食欲不振,悪心・嘔吐,下痢/尿量減少
(3)検査などでわかる副作用……白血球増加・血小板増加/CRP上昇/CK上昇/AST・ALT・AL-P上昇/BUN・クレアチニン上昇,タンパク尿

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。