ピレスパの効能・用量・副作用など

ピレスパの特徴

特発性肺線維症は,慢性的に肺の線維化(正常な組織がコラーゲン線維などに変わってしまうこと)が進行して肺が硬くなる病気で,乾いたせきや呼吸困難などが現れます。特発性間質性肺炎の一種で,国の難病に指定されています。
本剤は,線維芽細胞増殖抑制作用やコラーゲン産生抑制作用などで抗線維化作用を示し,肺活量の低下を抑えます。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 その他の呼吸器の薬 > 特発性肺線維症治療薬(1) > ピルフェニドン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 オフェブ   ラパリムス  

ピレスパ メーカー別薬価など

会社 塩野義製薬
保険薬価 錠剤200mg 1錠 695.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
521 200
本体コード:
521:200


ピレスパの効能・効果

特発性肺線維症

ピレスパの用法・用量

1回200mgを1日3回の服用から開始し,状態をみながら1回200mgずつ増量する。1回600mg(1日1,800mg)まで。

ピレスパの使用上の注意と副作用

警告

①光暴露で皮膚がんがおこる可能性があります。外出時は長袖・帽子の着用や日傘,日焼け止めを使用して紫外線を避けるようにしなければなりません。
②本剤の使用は,特発性肺線維症に精通している医師のもとで行わなければなりません。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/高齢者
(3)食事の影響……空腹時の服用は,副作用が現れる可能性が高くなるので食後に服用します。
(4)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,めまい,ふらつきなどをおこすことがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①肝機能障害,黄疸。②無顆粒球症,白血球減少,好中球減少。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……光線過敏症,発疹,皮膚のかゆみ,扁平苔癬
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲不振,吐きけ,嘔吐,下痢,便秘,胸やけ,口内炎,口唇炎,口唇びらん,腹痛,腹部不快感/動悸/眠け,めまい,頭痛,抑うつ,不安,不眠/倦怠感,体重減少,発熱,味覚異常,筋痛,ほてり
(3)検査などでわかる副作用……ALT・γ-GTP・AST・AL-P・LDH・ビリルビン上昇/白血球数増減,好酸球増加,血小板減少/逆流性食道炎

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用が強まることがある薬剤……フルボキサミンマレイン酸塩選択的セロトニン再取り込み阻害薬,塩酸シプロフロキサシンニューキノロン剤
(2)併用すると本剤の作用が弱まることがある物質……たばこ