フィズリンの効能・用量・副作用など

フィズリンの特徴

腎臓に作用して尿量を増やし,体内の余分な水分を排泄することにより,体内のナトリウムのバランスを正常にします。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 その他のホルモン剤・抗ホルモン剤 > モザバプタン塩酸塩 > モザバプタン塩酸塩
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エナルモン   サムスカ   テルロン   ジェネリック薬: アップノールB   テルグリド  

フィズリン メーカー別薬価など

会社 大塚製薬
保険薬価 錠剤30mg 1錠 8,984.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
OG 51 Otsuka
本体コード:
OG:51


フィズリンの効能・効果

異所性抗利尿ホルモン産生腫瘍による抗利尿ホルモン不適合分泌症における低ナトリウム血症の改善(既存の治療で効果不十分な場合に限る)

フィズリンの用法・用量

1日1回30mg。

「フィズリン」を含むQ&A

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フィズリンの使用上の注意と副作用

警告

①本剤は,抗利尿ホルモン不適合分泌症候群の治療に十分な知識・経験を持つ医師のもと,本剤が適切と判断される人に水分制限を試みたうえで治療開始されなければなりません。
②本剤による治療は対症療法であり,水分制限を試みたうえで,必要と判断された場合にのみ行われます。
③急激な血清ナトリウム濃度の上昇により,橋(きょう)中心髄鞘(ずいしょう)崩壊症となるおそれがあります。特に,治療開始日は頻回にナトリウム濃度を測定しなければなりません。
④本剤により生殖細胞に染色体異常を誘発する可能性が報告されているので,妊娠する可能性のある人は避妊が必要です。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分または類似化合物(トルバプタンなど)に対する過敏症の前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/高カリウム血症/低血圧,循環不全/食事の摂取が困難な人/高齢者
(3)避妊……妊娠する可能性のある人は,避妊を行ってください。動物実験で生殖細胞に染色体異常を誘発する可能性が報告されています。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……口渇,食欲減退,頻尿,倦怠感,口周囲のむくみ
(2)検査などでわかる副作用……AST・ALT・γ-GTP・LDH上昇,コリンエステラーゼ減少,BUN上昇,血清カリウム上昇,血清カルシウム減少,総タンパク減少

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用を強めるおそれがある薬剤……イトラコナゾール深在性真菌治療薬など
(2)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物非麻薬系中枢性鎮咳薬,抗悪性腫瘍薬(イリノテカン塩酸塩水和物イリノテカン塩酸塩,ビンクリスチン硫酸塩抗悪性腫瘍ビンカアルカロイドなど),鎮痛薬(オキシコドン塩酸塩水和物がん疼痛治療薬(2),ブプレノルフィン塩酸塩ブプレノルフィン塩酸塩,フェンタニルクエン酸塩,フェンタニルフェンタニル外用薬フェンタニルクエン酸塩など),ループ利尿薬(フロセミドループ利尿薬など)