フスチゲンの効能・用量・副作用など

フスチゲンの特徴

各種炎症細胞からのケミカルメディエーター,サイトカイン(TGF-β₁),活性酸素の産生あるいは遊離を抑制するといわれています。
皮膚科としては,ケロイド・肥厚性瘢痕の治療によく処方されます。また,抗ヒスタミン作用はないため,眠けの心配はありません。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む) > トラニラスト > トラニラスト
形状 カプセル剤 
同じ分類の薬 アイピーディ   ジェネリック薬: アシクロビル   アシクロビルDS   アシクロビン   アシビル内服ゼリー  

フスチゲン メーカー別薬価など

会社 コーアイセイ
保険薬価 カプセル剤100mg 1カプセル 7.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
IC-603 HSG:100mg
本体コード:
IC-603 HSG


フスチゲンの効能・効果

アレルギー性鼻炎,アトピー性皮膚炎,ケロイド・肥厚性瘢痕(はんこん)/気管支ぜんそく

フスチゲンの用法・用量

1回100mg(細粒剤は1g)を1日3回。小児の場合は,1日5mg(細粒剤は0.05g,ドライシロップは0.1g)/kg(体重)を3回に分けて服用。

フスチゲンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*トラニラスト(リザベン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦(特に約3カ月以内)または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能・腎機能障害またはその前歴
(3)定期検査……服用によって,血液中の好酸球増多を伴う膀胱炎様症状や肝機能障害が現れることがあるので,定期的に血液検査(特に白血球数・末梢血液像)を受ける必要があります。
(4)服用目的……本剤は,気管支ぜんそくにも使われます。ただし,気管支拡張薬や全身性ステロイド薬などと異なり,すでにおこっている気管支ぜんそく発作を速やかに抑える薬ではありません。
(5)季節性アレルギー疾患……本剤を季節性アレルギー性疾患の人が服用するときは,発作の出やすい季節の直前から服用を開始し,その季節が終了するまで続ける必要があります。
(6)事前に伝達……本剤はアレルゲン皮内反応を抑制します。アレルゲン皮内反応検査を受ける人は,事前にその旨を医師に伝えてください。実施する3~5日前より服用が中止になります。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①膀胱炎様症状(頻尿,排尿痛,血尿,残尿感など)。②黄疸,肝機能障害,肝炎。③腎機能障害。④白血球減少,血小板減少。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,じん麻疹,紅斑,湿疹,落屑(らくせつ))
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲不振,吐きけ,嘔吐,腹痛,下痢,胃部不快感,消化不良,便秘/貧血/頭痛,眠け,不眠,めまい,倦怠感,しびれ感/脱毛,緑色尿,月経異常,動悸,むくみ,潮紅,発熱,口内炎
(3)検査などでわかる副作用……溶血性貧血,好酸球増多

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤との併用または併用中止で作用に影響を受ける薬剤……ワルファリンカリウムワルファリンカリウム→作用が増強また減弱し,トロンボテスト値が低下また上昇するとの報告があります。