ブレオS軟膏の効能・用量・副作用など

ブレオS軟膏の特徴

DNAと結合し,がん細胞の分裂増殖を抑える作用があります。外用軟膏剤として,主に皮膚がんの治療に用います。
1962年に日本で発見・開発された抗がん薬で,現在,世界の50カ国以上で使われています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 抗生物質 > ブレオマイシン硫酸塩軟膏 > ブレオマイシン硫酸塩
形状 軟膏剤 

ブレオS軟膏 メーカー別薬価など

会社 日本化薬
保険薬価 軟膏剤5mg 1g 1,517.40円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
NKB-O


ブレオS軟膏の効能・効果

皮膚悪性腫瘍

ブレオS軟膏の使用上の注意と副作用

警告

 本剤の使用により,間質性肺炎・肺線維症などの重い肺症状がおこり,ときに致命的な経過をたどることがあります。使用中・使用終了後の一定期間(約2カ月)は医師の監督下で状態を観察することが必要です。特に,高齢者,肺に基礎疾患のある人は注意してください。労作性呼吸困難,発熱,せきなどが現れたら直ちに使用を中止し,処方医に連絡してください。

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……重い肺機能障害,胸部X写真上びまん性の線維化病変または著明な病変を呈する人/本剤の成分または類似化合物(ペプロマイシン)に対するアレルギーの前歴/重い腎機能障害/重い心疾患/胸部およびその周辺部への放射線照射を受けている人
(2)慎重に使用すべき場合……肺機能障害/腎機能障害/心疾患/肝機能障害/水痘/胸部に放射線照射を受けた人/高齢者
(3)使用法……手で塗布する場合は塗布後すぐに手を洗うように,目には接触させないようにしてください。
(4)定期検査……間質性肺炎・肺線維症などの重い肺症状がおこることがあるので,使用中・使用終了後の一定期間(約2カ月)は定期的に肺の検査が必要です。
(5)外国での報告……本剤の全身投与と他の抗がん薬との併用により,心筋梗塞,脳梗塞などが発現したとの報告があります。
(6)感染症,出血傾向……使用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(7)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が使用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(8)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が使用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:原則として使用しない。
・授乳婦での安全性:原則として使用しない。やむを得ず使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①間質性肺炎,肺線維症(せき,呼吸困難,発熱など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)使用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状
(2)おこることがある副作用……皮膚の疼痛・発赤・色素沈着・びらん,皮膚炎

他の薬剤使用時の注意

胸部およびその周辺部への放射線照射→間質性肺炎・肺線維症などの重い肺症状をおこすことがあります。

(1)本剤との併用に注意すべき薬剤・療法……他の抗がん薬,放射線照射→間質性肺炎・肺線維症などの重い肺症状をおこすことがあります。