ブレディニンの効能・用量・副作用など

ブレディニンの特徴

体外からの異物や体内で生じた物質を自分のものとは違うと判断し,それらを排除するなどして身体の恒常性を保とうとする反応を「免疫」といいます。臓器移植などで,この免疫反応が強すぎたとき,それを弱める薬です。
ミゾリビンは,糸状菌のオイペニシリウム・ブレフェルディアナムの培養液から発見された,核酸のプリン合成系を阻害する代謝拮抗物質です。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 免疫抑制薬 > ミゾリビン > ミゾリビン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アザニン   イムラン   グラセプター   サンディミュン   サーティカン  

ブレディニン メーカー別薬価など

会社 旭化成ファーマ
保険薬価 錠剤25mg 1錠 147.90円
錠剤50mg 1錠 249.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
25: 324 25mg
50: 325 50mg
本体コード:
324
325


ブレディニンの効能・効果

腎移植における拒否反応の抑制/原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモン薬のみでは治療困難な場合に限る。また頻回再発型のネフローゼ症候群を除く)/ループス腎炎(持続性タンパク尿,ネフローゼ症候群または腎機能低下が認められ,副腎皮質ステロイド薬だけでは治療困難な場合に限る)/関節リウマチ(過去の治療で,非ステロイド系解熱鎮痛薬さらに他の抗リウマチ薬の少なくとも1剤で十分な効果が得られない場合に限る)

ブレディニンの用法・用量

処方医の指示通りに服用。

ブレディニンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*ミゾリビン(ブレディニン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/白血球数が3,000/mm³以下の人/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……骨髄機能抑制のある人/細菌・ウイルス・真菌などの感染症を合併している人/出血性素因のある人/腎機能障害
(3)定期検査……服用中は定期的に血液や肝機能・腎機能などの検査が必要です。
(4)皮膚がんなど……免疫抑制薬の治療を受けた人では,本剤の服用で悪性腫瘍(特に悪性リンパ腫,皮膚がんなど)の発生率が高くなるとの報告があります。服用中は,UVカット素材の衣類の着用やサンスクリーンを使用し,直射日光を避けてください。
(5)その他……
・授乳婦での安全性:未確立。服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①骨髄機能抑制(汎血球減少,顆粒球減少,白血球減少,血小板減少など)。②感染症。③間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難)。④肝機能障害,黄疸。⑤急性腎不全。⑥消化管潰瘍,消化管出血,消化管穿孔(せんこう)。⑦皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。⑧膵炎。⑨高血糖,糖尿病および糖尿病の悪化。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,発熱)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,腹痛,便秘,口内炎,舌炎/腹部膨満感,軟便,舌苔/痛風/脱毛/めまい,頭痛,味覚異常,しびれ,眠け,耳鳴,四肢異常知覚/全身倦怠感,むくみ,口渇,動悸,悪寒,ほてり,月経異常,胸痛,眼球充血
(3)検査などでわかる副作用……蛋白尿・血尿・BUN・クレアチニン上昇/AST・ALT・AL-P・LDH・γ-GTP・LAP・ビリルビン上昇/尿酸値上昇/ガンマグロブリン低下

他の薬剤使用時の注意

生ワクチン(乾燥弱毒生麻疹ワクチン,乾燥弱毒生風疹ワクチン,経口生ポリオワクチン,乾燥BCGなど)→免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し,感染の可能性が増加するおそれがあります。

(1)本剤との併用で作用が弱まるワクチン……不活化ワクチン(インフルエンザワクチンなど)