プロスタグランジンE₂の効能・用量・副作用など

プロスタグランジンE₂の特徴

内服により妊娠末期の陣痛促進に使用されるプロスタグランジンの誘導体です。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 女性用ホルモン剤 > 陣痛誘発・促進ホルモン剤 > ジノプロストン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エストリオール   エストリール   保険適応外: アンジュ21   アンジュ28   オーソ777-21  

プロスタグランジンE₂ メーカー別薬価など

会社 富士製薬工業
科研製薬
保険薬価 錠剤0.5mg 1錠 272.10円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
KC 29 0.5mg
本体コード:
KC 29


プロスタグランジンE₂の効能・効果

妊娠末期の陣痛誘発・促進

プロスタグランジンE₂の用法・用量

1回0.5mg(1錠)を1時間ごとに6回,1日最大3mgを1クールとし,開始後効果が認められたら服用中止。

プロスタグランジンE₂の使用上の注意と副作用

警告

 過強陣痛や強直性子宮収縮により胎児仮死,子宮破裂,頸管裂傷,羊水塞栓などがおこることがあり,母体または児が重篤な転帰に至ったとの報告があります。医師から本剤を服用する必要性および危険性の十分な説明を受け,納得した場合にのみ服用してください。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……骨盤狭窄・児頭骨盤不均衡・骨盤位などの胎位異常/前置胎盤/常位胎盤早期剥離/胎児が仮死状態にある人/オキシトシン,ジノプロスト(PGF₂α)の使用中
(2)慎重に服用すべき場合……緑内障,眼圧亢進のある人/ぜんそく,またはその前歴/帝王切開・子宮切開などの前歴/多胎妊娠,経産婦
(3)服用法……本剤は経口剤のため調節性に欠けるので,処方医が常に監視できる条件下で服用する必要があります。
(4)妊婦……本剤は,動物実験で催奇形性が認められています。妊娠末期以外の妊婦は服用しないでください。

副作用の注意
重大な副作用

①過強陣痛(子宮破裂,頸管裂傷)。②胎児仮死徴候(仮死,徐脈,頻脈,羊水の混濁など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……吐きけ・嘔吐,下痢/顔面潮紅,頻脈,血圧上昇/頭痛,めまい/胸部不快感,熱感,呼吸異常,発汗

他の薬剤使用時の注意

オキシトシン,ジノプロスト(いずれも注射薬)→これらの薬剤と同時併用すると過強陣痛がおこりやすくなります。