プロタノールSの効能・用量・副作用など

プロタノールSの特徴

1960年代に輸入薬品として承認されましたが,1990年に国内において,より小さな徐放錠として開発されました。めまいに用いられるものと同じ成分ですが,用量が異なります。
ただし現在,欧米においてイソプレナリンは注射剤・吸入剤としては使用されていますが,内服薬としてはほとんど使用されていません。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 強心薬 > イソプレナリン塩酸塩 > dl-イソプレナリン塩酸塩
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アカルディ   カルグート   ジゴキシン   ジゴキシンKY   ジェネリック薬: アデリール  

プロタノールS メーカー別薬価など

会社 興和
興和創薬
保険薬価 錠剤15mg 1錠 25.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
602 15mg
本体コード:
:602


プロタノールSの効能・効果

各種の高度の徐脈,ことにアダムス・ストークス症候群における発作防止

プロタノールSの用法・用量

1回15mg(1錠)を1日3~4回。

プロタノールSの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……特発性肥大性大動脈弁下狭窄症/ジギタリス中毒/カテコールアミン(アドレナリンなど),エフェドリン,メチルエフェドリン,メチルエフェドリンサッカリネート,オルシプレナリン,フェノテロール,ドロキシドパの服用中
(2)慎重に服用すべき場合……冠動脈疾患/甲状腺機能亢進症/高血圧/うっ血性心不全/糖尿病
(3)服用法……①本剤は,かまずにそのまま服用してください。②本剤の基剤は成分放出後も体内で崩壊せずに排泄されるため,錠剤の形をした塊として糞便中に認められることがありますが,心配はありません。
(4)不整脈……本剤の服用によって心室性期外収縮や心室性頻拍,さらには致死的な不整脈がおこることがあります。異常を感じたら,すぐに処方医へ連絡してください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①血清中の重篤なカリウム値の低下。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……頭痛,ふるえ,発汗,神経過敏/悪心・嘔吐,胃痛,下痢,鼓腸/心悸亢進,頻脈,顔面潮紅・蒼白
(3)検査などでわかる副作用……血圧変動

他の薬剤使用時の注意

カテコールアミン(アドレナリンなど),エフェドリン,メチルエフェドリンエフェドリン塩酸塩ほか,メチルエフェドリンサッカリネート,オルシプレナリン,フェノテロール,ドロキシドパドロキシドパ→重篤ないし致死的な不整脈,場合によっては心停止をおこすおそれがあります。

(1)併用すると不整脈,心停止をおこすおそれがある薬剤……サルブタモール・プロカテロールなどのベーター刺激薬エフェドリン塩酸塩ほか
(2)併用すると本剤の副作用を強めることがある薬剤……テオフィリンテオフィリン・アミノフィリン水和物カフェイン誘導体の強心薬などのキサンチン誘導体(低カリウム血症,頻脈など),ステロイド薬副腎皮質ステロイド薬・利尿薬(血清カリウム値の低下)
(3)本剤との併用で作用が強まる薬剤……ジゴキシンジギタリス製剤,ラナトシドC,ジギトキシンなどの強心配糖体
(4)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……アセチルコリン
(5)麻黄(まおう)との併用で,不眠,発汗過多,頻脈,動悸,全身脱力感,精神興奮などが現れやすくなります。

プロタノールS - PC

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