プロピベリン塩酸塩の効能・用量・副作用など

プロピベリン塩酸塩の特徴

フラボキサート塩酸塩フラボキサート塩酸塩と同じように,第三級アミンに属しています。膀胱平滑筋に対する直接作用(排尿運動の抑制)と抗コリン作用を持っています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 泌尿器科の薬 > プロピベリン塩酸塩 > プロピベリン塩酸塩
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アボルブ   ウリトス   ジェネリック薬: アポラキート   アランダール   アリルエストレノール  

プロピベリン塩酸塩 メーカー別薬価など

会社 高田製薬
保険薬価 錠剤10mg 1錠 24.90円
錠剤20mg 1錠 45.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
TTS-370
TTS-371
本体コード:
P 10
P 20
会社 田辺三菱製薬
田辺製薬販売
保険薬価 錠剤10mg 1錠 16.30円
錠剤20mg 1錠 45.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
TG 172 10mg
TG 173 20mg
本体コード:
TG 172:10
TG 173:20
会社 日医工
保険薬価 錠剤10mg 1錠 35.60円
錠剤20mg 1錠 45.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
775
776
本体コード:
n 775:10
n 776:20
会社 富士製薬工業
保険薬価 錠剤10mg 1錠 24.90円
錠剤20mg 1錠 45.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
FJ 16 10mg
FJ 17 20mg
本体コード:
FJ 16:10
FJ 17:20
会社 第一三共エスファ
陽進堂
保険薬価 錠剤10mg 1錠 24.90円
錠剤20mg 1錠 45.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
10mg:YD 364
20mg:YD 365
YD 365 20mg
本体コード:
YD 364
YD 365
会社 日新製薬
日本ケミファ
保険薬価 錠剤10mg 1錠 24.90円
錠剤20mg 1錠 45.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
NS 522 10mg
NS 523 20mg
本体コード:
NS 522
NS 523
会社 日本ジェネリック
長生堂製薬
保険薬価 錠剤10mg 1錠 16.30円
錠剤20mg 1錠 27.30円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
115
73
本体コード:
115:20
73:10
会社 東和薬品
保険薬価 錠剤10mg 1錠 35.60円
錠剤20mg 1錠 45.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
会社 メディサ新薬
旭化成ファーマ
沢井製薬
保険薬価 錠剤10mg 1錠 35.60円
錠剤20mg 1錠 61.30円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


プロピベリン塩酸塩の効能・効果

神経因性膀胱,神経性頻尿,不安定膀胱,膀胱刺激状態(慢性膀胱炎・慢性前立腺炎)における頻尿・尿失禁/過活動膀胱における尿意切迫感・頻尿・切迫性尿失禁

プロピベリン塩酸塩の用法・用量

1日1回20mg(細粒剤は1g)。効果が不十分なときは,1回20mgを1日2回まで増量できる。

プロピベリン塩酸塩の使用上の注意と副作用

基本的注意

*プロピベリン塩酸塩(バップフォー)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……幽門・十二指腸・腸管の閉塞/胃アトニー・腸アトニー/尿閉/閉塞偶角緑内障/重症筋無力症/重い心疾患
(2)慎重に服用すべき場合……排尿困難/不整脈またはその前歴/肝機能・腎機能障害またはその前歴/パーキンソン症状,脳血管障害/潰瘍性大腸炎/甲状腺機能亢進症/緑内障/高齢者
(3)動物実験……ラット・マウスに2年間経口投与したところ,大量投与のオスのラットに腎腫瘍,オスのマウスに肝腫瘍の発生率が対照群に比べて高いとの報告があります。
(4)危険作業は中止……本剤を服用すると,眼調節障害,眠け,めまいをおこすおそれがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①急性緑内障発作(吐きけ,頭痛を伴う眼痛,視力低下など)。②尿閉。③著しい便秘や腹部膨満感を伴う麻痺性イレウス(腸閉塞)。④幻覚,せん妄。⑤腎機能障害。⑥QT延長,心室性頻拍,房室ブロック,徐脈。⑦横紋筋(おうもんきん)融解症。⑧血小板減少。⑨発熱・紅班・かゆみ・眼充血・口内炎などを伴う皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。⑩肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(かゆみ,発疹,じん麻疹)/意識障害(見当識障害,一過性健忘),パーキンソン症状(すくみ足,小刻み歩行等の歩行障害,ふるえなど),ジスキネジア
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……めまい,頭痛,眠け,しびれ/動悸,胸部不快感/口渇,便秘,腹痛,吐きけ・嘔吐,下痢,消化不良,食欲不振,口内炎,舌炎/排尿困難,残尿,尿意消失/眼の調節障害,眼球乾燥/むくみ,倦怠感・脱力感,味覚異常,腰痛,しわがれ声,痰のからみ,咽頭部痛
(3)検査などでわかる副作用……徐脈,期外収縮/血圧上昇/AST・ALT・AL-P上昇/BUN・クレアチニン上昇/白血球減少

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の副作用が強まることがある薬剤……三環系抗うつ薬三環系抗うつ薬,フェノチアジン系薬剤フェノチアジン系薬剤,抗コリン薬,モノアミン酸化酵素阻害薬モノアミン酸化酵素の働き→口渇,便秘,排尿困難,眼のかすみなどの抗コリン作用が強まります。