ベイスンの効能・用量・副作用など

ベイスンの特徴

α-アミラーゼ,スクラーゼ,マルターゼ,グルコアミラーゼなどの消化酵素の働きを阻害して,糖質の消化・吸収を抑えたり,遅らせたりして食後の血糖上昇を抑えます。

ベイスン錠0.2mg

ベイスン錠0.2mg

ベイスン錠0.3mg

ベイスン錠0.3mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 糖尿病の内服薬 > 食後過血糖改善薬 > ボグリボース
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アクトス   アクトスOD   アプルウェイ   ジェネリック薬: アカルボース   アカルボースOD  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

ベイスン メーカー別薬価など

会社 武田薬品工業
保険薬価 錠剤0.2mg 1錠 35.00円
錠剤0.3mg 1錠 47.10円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
351 0.2
352 0.3
本体コード:
351:0.2
352:0.3


ベイスンの効能・効果

糖尿病の食後過血糖の改善(食事療法・運動療法によっても十分な血糖コントロールが得られない場合,または食事療法・運動療法に加えて経口血糖降下薬・インスリン製剤を使用している人で十分な血糖コントロールが得られない場合に限る)
[ベイスン0.2mg,ベイスンOD0.2mg(ボグリボース)のみの適応症]耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制(食事療法・運動療法を十分に行っても改善されない場合のみ)

ベイスンの用法・用量

食後過血糖の場合は,1回0.2mgを1日3回。効果が不十分なときは,1回0.3mgまで増量できる。2型糖尿病の発生抑制の場合は,1回0.2mgを1日3回。

「ベイスン」を含むQ&A

もっと見る

ベイスンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*アカルボース(グルコバイ)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重症ケトーシス,糖尿病性昏睡または前昏睡/重症感染症,手術前後,重い外傷/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……他の糖尿病薬の服用中/開腹手術の前歴/腸閉塞の前歴/胃腸障害/重い肝機能障害・腎機能障害/ロエムヘルド症候群/重度のヘルニア/大腸の狭窄・潰瘍/高齢者
(3)糖尿病の場合の服用基準……①食事療法・運動療法のみを行っている人は,服用の際に食後血糖2時間値が200mg/dL以上を示す場合に限ります。②食事療法・運動療法に加えて,経口血糖降下薬またはインスリン製剤を服用している人は,服用の際の空腹時血糖値が140mg/dL以上を目安として処方されます。
(4)耐糖能異常の場合の服用方法……ボグリボースのベイスン0.2mgとベイスンOD0.2mgは,耐糖能異常(糖尿病予備群)の治療にも使われます。服用開始後は,1~3カ月ごとを目安に空腹時血糖,随時血糖,HbA1Cなどの検査や体重測定を実施するとともに,6~12カ月ごとを目安に75g経口ブドウ糖負荷試験を実施して十分に経過を観察します。本剤を服用して耐糖能異常が改善すれば,服用を中止して食事療法・運動療法のみで対処することが可能です。一方,2型糖尿病へと進展した場合には,適切と考えられる治療への変更が考慮されます。
(5)定期検査……本剤の服用によって,劇症肝炎などの重い肝機能障害がおこることがあるので,6カ月間は月に1回,その後も定期的に肝機能検査を,また定期的に血糖検査も受ける必要があります。
(6)低血糖対策……平素からブドウ糖を持ち歩き,低血糖症状を感じたら,すぐにその場でのんでください。
(7)危険作業に注意……本剤を服用すると,低血糖をおこすことがあります。服用中は,高所作業,自動車の運転など危険を伴う機械の操作には十分に注意してください。
(8)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①(他の糖尿病薬との併用により)低血糖症状。②腸閉塞(腹部膨満・鼓腸,放屁増加など)。③肝機能障害,黄疸,劇症肝炎,高アンモニア血症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……腹部膨満感,鼓腸,放屁増加,排便回数増加,下痢,腹痛,便秘,吐きけ・嘔吐,食欲不振,食欲亢進,軟便,消化不良,口渇/頭痛・頭重感,めまい,しびれ感/貧血/むくみ,ほてり,胸部圧迫感,味覚異常,頻尿
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・γ-GTP・AL-P・LDH上昇/腸管のう腫状気腫症/白血球・血小板減少

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると低血糖症状が現れることがある薬剤……スルフォニルウレア系薬剤糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系),スルフォンアミド系薬剤,ビグアナイド系薬剤糖尿病治療薬(ビグアナイド系),インスリン糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤),インスリン抵抗性改善薬ピオグリタゾン塩酸塩,速効型食後血糖降下薬速効型食後血糖降下薬
(2)本剤および(1)の糖尿病薬との併用により血糖降下作用を強める薬剤……ベーター・ブロッカーベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの),サリチル酸製剤アスピリン,モノアミン酸化酵素阻害薬モノアミン酸化酵素の働き
(3)本剤および(1)の糖尿病薬との併用により血糖降下作用が弱まる薬剤……アドレナリン,副腎皮質ステロイド薬副腎皮質ステロイド薬,甲状腺ホルモン甲状腺製剤
(4)本剤との併用により作用が上昇・低下することがある薬剤……ジゴキシンジギタリス製剤
(5)本剤との併用により消化器系の副作用が強まることがある薬剤……ラクツロース,ラクチトール水和物高アンモニア血症治療薬
(6)併用すると相互の薬効に影響を及ぼす可能性がある薬剤……炭水化物消化酵素製剤(ジアスターゼ消化酵素薬など)