ペラゾリンの効能・用量・副作用など

ペラゾリンの特徴

かつてイギリスで使用されていたラゾキサンに類似した薬品です。今ではラゾキサンもほとんど使用されていませんが,ソブゾキサンは日本でのみ使用されているローカルドラッグです。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 代謝拮抗薬 > ソブゾキサン > ソブゾキサン
形状 細粒剤 
同じ分類の薬 ジェネリック薬: エスエーワン配合カプセルT   エスエーワン配合顆粒T   エスエーワン配合OD錠T   エスワンエヌピー配合カプセルT   エスワンケーケー配合錠T  

ペラゾリン メーカー別薬価など

会社 全薬工業
保険薬価 細粒剤400mg 1包 1,854.60円
細粒剤800mg 1包 3,256.50円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
ZY 001 400
ZY 002 800


ペラゾリンの効能・効果

悪性リンパ腫,成人T細胞白血病リンパ腫の自覚的・他覚的症状の緩解

ペラゾリンの使用上の注意と副作用

警告

 本剤を服用すると,骨髄抑制などの重い副作用がおこることがあります。本剤は,緊急時に十分処置できる医療施設で,化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで,本剤が適切と判断される人だけが服用すべき薬剤です。また,治療開始に先立ち,患者またはその家族は医師から有効性および危険性について十分な説明を聞き・たずね,同意したうえで服用することが大切です。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……重い骨髄機能抑制のある人/本剤に対する重いアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……消化管潰瘍/出血傾向/骨髄機能抑制/肝機能障害/腎機能障害/感染症の合併/水痘/高齢者
(3)高齢者への投与……高齢者では一般に生理機能が低下しており,本剤の投与で貧血などの副作用が高い頻度で発現しています。
(4)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(5)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(6)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(7)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(8)二次発がん……他の抗がん薬との併用で,急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告があります。
(9)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①白血球減少,貧血,血小板減少,好中球減少,汎血球減少。②間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。③出血しやすい,血が止まりにくいなどの出血傾向。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,口内炎,口渇,便秘,心窩部(しんかぶ)痛,腹痛/脱毛,皮疹/頭痛,全身倦怠感,発熱,味覚異常
(2)検査などでわかる副作用……総タンパク減少,BUN・クレアチニン上昇,電解質異常/AST・ALT・AL-P・LDH・ビリルビン上昇,高ビリルビン血症

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると相互に骨髄機能抑制などの副作用が強まる薬剤・療法……他の抗がん薬/放射線照射