ペンタジンの効能・用量・副作用など

ペンタジンの特徴

中枢神経における刺激伝導系を抑制することにより,鎮痛効果を発現します。注射剤ではすでに長く使われています。
各種がんにおける鎮痛に適応がありますが,医療用麻薬と異なり,がんの疼痛治療の場合は依存性が生じやすいので注意が必要です。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 がんに使われるその他の薬剤 > がん疼痛治療薬(6) > 塩酸ペンタゾシン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アブストラル舌下錠   イメンドカプセル   イーフェン   ジェネリック薬: オキシコドン徐放カプセル   オキシコドン徐放錠  

ペンタジン メーカー別薬価など

会社 第一三共
保険薬価 錠剤25mg 1錠 39.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
145: 25mg
本体コード:
SANKYO 145


ペンタジンの効能・効果

各種がんにおける鎮痛

「ペンタジン」を含むQ&A

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ペンタジンの使用上の注意と副作用

警告

 本剤を注射してはいけません。水に溶かして注射しても効果はなく,麻薬依存者では離脱症状を誘発し,また肺塞栓,血管閉塞,潰瘍,膿瘍を引きおこすなど,重度で致死的な事態を生じることがあります。

基本的注意

*塩酸ペンタゾシン(ペンタジン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤またはナロキソンに対するアレルギーの前歴/頭部傷害,頭蓋内圧上昇/重い呼吸抑制状態/全身状態が著しく悪化している人
(2)慎重に服用すべき場合……薬物依存の前歴/麻薬依存/胆道疾患/肝機能障害/心筋梗塞/高齢者
(3)依存性……本剤の連用により薬物依存が生じることがあるので,処方医の指示を守って服用してください。
(4)離脱症状……連用中に服用量を急激に減少または中止すると,ふるえ,不安,興奮,悪心,動悸,冷感,不眠などの離脱症状が現れることがあります。自己判断で,減量や中止をしないでください。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,めまい,ふらつきなどをおこすおそれがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①ショック,アナフィラキシー様症状(顔面蒼白,呼吸困難,チアノーゼ,頻脈,全身発赤,じん麻疹など)。②呼吸抑制(息切れ,不規則な呼吸など)。③連用による薬物依存。④無顆粒球症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(多形紅斑,発疹)
(2)おこることがある副作用……めまい,ふらつき,発汗,眠け,幻覚,興奮,頭痛,頭重,不安,もうろう状態,酩酊感,冷汗,浮遊感,不眠,ふるえ,意識障害/熱感,顔面潮紅,動悸,顔面蒼白/悪心,嘔吐,口渇,食欲不振,腹部膨満感,胃部不快感,腹痛,便秘/貧血/排尿障害,尿閉,疲労感,倦怠感,不快感,発熱,悪寒,脱力感
(3)検査などでわかる副作用……血圧上昇,血圧低下/赤血球減少,白血球減少/肝機能異常

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤の作用を強めるおそれがあり,併用を避けるべき薬剤……モルヒネ硫酸塩水和物がん疼痛治療薬(1)→作用が拮抗するので,通常は併用しません。
(2)併用すると本剤の作用を強める薬剤・薬物……中枢性鎮痛薬,ベンゾジアゼピン系薬剤ベンゾジアゼピン系催眠薬ベンゾジアゼピン系安定薬,その他の鎮静剤,中枢性薬剤(睡眠薬など)/アルコール
(3)本剤との併用で作用が強まる薬剤……セロトニン神経系賦活作用を有する抗うつ薬(アミトリプチリン塩酸塩三環系抗うつ薬など)→不安感,悪心,発汗,潮紅などがおこるおそれがあります。

ペンタジン - PC

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