マブリンの効能・用量・副作用など

マブリンの特徴

わが国では散剤しかありませんが,英米では錠剤として局方に収載されています。以前は武田薬品工業(ワイス)が製造販売していましたが,2005年からは大原薬品工業に承継されています。胃腸からよく吸収されるので,内服薬として慢性骨髄性白血病などに用いますが,完治は難しいといわれています。また,2006年に認可された注射薬(ブスルフェクス)は,造血幹細胞移植の前治療薬として使われています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 アルキル化剤 > ブスルファン > ブスルファン
形状 散剤 
同じ分類の薬 アルケラン   エンドキサン   テモダール   経口用エンドキサン原末  

マブリン メーカー別薬価など

会社 大原薬品工業
保険薬価 散剤1% 1g 116.60円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


マブリンの効能・効果

慢性骨髄性白血病,真性多血症の自覚的・他覚的症状の緩解

マブリンの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/骨髄機能抑制/感染症の合併/肺機能障害/水痘
(3)頻回に検査……骨髄機能抑制,肺線維症などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(4)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(5)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(6)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(7)二次発がん……服用によって急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS),固形がんが発生したとの報告があります。
(8)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①骨髄機能抑制(白血球減少,血小板減少,貧血,汎血球減少など)。②間質性肺炎,肺線維症(発熱,せき,呼吸困難など)。③白内障。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……アレルギー症状(発疹,じん麻疹)/黄疸/食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,潰瘍性口内炎,舌炎/色素沈着,脱毛,黒皮症/陰萎(いんい),睾丸萎縮,無月経/無汗症,女性化乳房
(2)検査などでわかる副作用……腎機能障害/無精子症,卵巣線維症

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用が強まることがある薬剤……イトラコナゾール深在性真菌治療薬,メトロニダゾールメトロニダゾール

マブリン - PC

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