ミルラクトの効能・用量・副作用など

ミルラクトの特徴

母乳や牛乳・乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)は,小腸に存在する乳糖分解酵素(ラクターゼ)によって分解されて小腸の粘膜から吸収されます。この酵素の分泌が腸の病気などで減少して乳糖の分解がうまくいかず,腸の中に残って消化不良や下痢をおこすことを乳糖不耐(症)といいます。日本人はラクターゼの分泌が少なく、乳糖不耐(症)になりやすいことが知られています。
本剤は,主として乳児用で,大人に有効なのは経管栄養食や経口流動食の摂取時のみで,その他のときには使えません。
なお,ミルラクトの一般名は以前はチラクターゼとなっていました。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 整腸薬・下痢止め > ガラクトシダーゼ > β-ガラクトシダーゼ(ペニシリウム)
形状 細粒剤 
同じ分類の薬 アタバニン   アドソルビン原末   エンテロノン-R   ジェネリック薬: オリザチーム   カグダリン  

ミルラクト メーカー別薬価など

会社 高田製薬
保険薬価 細粒剤50% 1g 66.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


ミルラクトの効能・効果

乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善/経管栄養食・経口流動食などの摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢の改善

ミルラクトの用法・用量

1回0.25~0.5gを哺乳と同時に服用。下痢の改善の場合は,処方医の指示通りに服用。

ミルラクトの使用上の注意と副作用

基本的注意

*ガランターゼ,ミルラクトの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……本人または両親・兄弟に,じん麻疹,気管支ぜんそく,他の薬剤に対するアレルギー,食物アレルギーなどがある人

副作用の注意
重大な副作用

①ショック(ショック症状,四肢冷感,顔面蒼白,チアノーゼ,下痢,腹部膨満,嘔吐など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……便秘,腹部膨満,嘔吐

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。