メタストロン注の効能・用量・副作用など

メタストロン注の特徴

骨転移の疼痛に対して,他の治療法で疼痛コントロールが不十分な場合に用いる薬剤です。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 がんに使われるその他の薬剤 > 塩化ストロンチウム > 塩化ストロンチウム(⁸⁹Sr)
形状 注射用剤 
同じ分類の薬 アイソボリン点滴静注用   アレディア点滴静注用   アロキシ点滴静注バッグ   アロキシ静注   ジェネリック薬: アザセトロン塩酸塩静注液  

メタストロン注 メーカー別薬価など

会社 日本メジフィジックス
日本化薬
保険薬価 注射用剤10MBq 23,327.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


メタストロン注の効能・効果

固形がん患者の骨シンチグラフィで陽性像を呈する骨転移部位の疼痛緩和

メタストロン注の使用上の注意と副作用

警告

①本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師よりその有効性・危険性の十分な説明を受け,患者本人(もしくは家族)が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。
②本剤による骨髄抑制が原因と考えられる死亡例が報告されています。

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……重い骨髄抑制がある人/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に使用すべき場合……骨髄抑制のある人/感染症の合併/腎機能障害/高齢者
(3)定期検査……骨髄抑制が現れることがあるので,定期的に血液検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①骨髄抑制。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……皮膚炎/骨痛(一時的な疼痛増強),筋脱力/錯乱,頭痛,異常感覚/吐きけ,嘔吐,食欲不振/紫斑病/ほてり,視覚異常,臭覚錯誤,むくみ,注射部の痛み
(2)検査などでわかる副作用……低カルシウム血症,低ナトリウム血症

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると骨髄機能抑制などの副作用が強まるおそれがある薬剤・療法……他の抗がん薬/放射線照射
(2)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……カルシウム製剤カルシウム製剤