リファジンの効能・用量・副作用など

リファジンの特徴

細菌のリボ核酸(RNA)合成の初期段階を阻害して,抗菌作用を示します。抗生物質リファマイシンの誘導体で,2011年5月に結核,ハンセン病に加えて非結核性抗酸菌症が適応症となりました。
エタンブトール塩酸塩エタンブトール塩酸塩との協力作用が強いといわれています。原則として朝食前空腹時に服用します。

リファジンカプセル150mg

リファジンカプセル150mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 結核の薬 > リファンピシン > リファンピシン
形状 カプセル剤 
同じ分類の薬 アルミノニッパスカルシウム   イスコチン   イスコチン原末   エサンブトール   ジェネリック薬: アプテシン  

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リファジン メーカー別薬価など

会社 第一三共
保険薬価 カプセル剤150mg 1カプセル 28.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
713
本体コード:
713


リファジンの効能・効果

肺結核,その他の結核症/マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症/ハンセン病
[有効菌種]マイコバクテリウム属

リファジンの用法・用量

肺結核・その他の結核症:1日1回450mg(感性併用剤のある場合は週2日も可能)。ハンセン病:1回600mgを1カ月に1~2回,または1回450mgを毎日1回。MAC症を含む非結核性抗酸菌症:1日1回450mg,1日最大600mg。

「リファジン」を含むQ&A

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リファジンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*リファンピシン(リファジン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……胆道閉塞症,重い肝機能障害/HIV感染症治療薬(インジナビル硫酸塩エタノール付加物,サキナビルメシル酸塩,ネルフィナビルメシル酸塩,ホスアンプレナビルカルシウム水和物,アタザナビル硫酸塩エイズ治療薬(2),リルピビリン塩酸塩エイズ治療薬(1),エルビテグラビル・コビシスタットを含む配合剤エイズ治療薬(3)),ボリコナゾール深在性真菌治療薬,プラジカンテルプラジカンテル,タダラフィル肺動脈性肺高血圧症治療薬(3),テラプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),シメプレビルナトリウムC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),ダクラタスビル塩酸塩C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),アスナプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),バニプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)の服用中/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……アレルギーの前歴/間欠服用または服用を一時中止して再服用する人/副腎皮質不全/慢性甲状腺炎/肝機能障害またはその前歴
(3)尿などの色……本剤を服用すると,尿,大便,唾液,たん,汗,涙が橙赤色に着色することがあります。また,コンタクトレンズが変色することもあります。心配はありませんが,その旨を処方医へ伝えてください。
(4)ピル(経口避妊薬)服用中……本剤は,黄体・卵胞ホルモン混合製剤の月経周期調整作用を弱めることがあります。低用量ピル低用量ピルを長期に服用している女性は,必ず処方医に相談してください。
(5)事前に伝達……服用によって,色素排泄試験(BSPまたはICG試験)で排泄の遅延がみられることがあります。また,微生物学的検査法による血清中の葉酸,ビタミンB₁₂の値が異常を示すことがあります。検査を受けるときは事前にその旨を伝えてください。
(6)外国での報告……ポルフィリン症の人が本剤の服用により,症状を誘発または悪化させたとの報告があります。
(7)定期検査……他の抗結核薬と併用すると,重い肝機能障害がおこることがあるので,併用する場合は,定期的に肝機能検査を受ける必要があります。
(8)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①劇症肝炎などの重い肝機能障害。②ショック,アナフィラキシー(悪寒,顔面潮紅,呼吸困難など)。③腎不全,ネフローゼ症候群,間質性腎炎。④溶血性貧血,無顆粒球症,血小板減少。⑤皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),扁平苔癬型皮疹,天疱瘡(てんぽうそう)様・類天疱瘡様皮疹,紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎)。⑥偽膜性大腸炎などの血便を伴う重い大腸炎。⑦間質性肺炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,発熱などのかぜ様症候群,じん麻疹など)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……黄疸/出血傾向/胃腸障害(食欲不振,悪心,嘔吐,胃痛,下痢,胃不快感など),出血性びらん性胃炎/不眠,頭痛,めまい,いらいら感,傾眠,錯乱/月経異常,甲状腺機能低下症,副腎機能不全/全身倦怠感,しびれ感/筋脱力,手指のこわばり,むくみ,運動失調
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT上昇/尿タンパク,血尿/顆粒球減少,好酸球増多
(4)間欠服用時・再服用……特に,本剤の間欠服用時や,服用を一時中止し再服用するときには,アレルギー性の症状(発熱などのかぜ様症候群など)がおこりやすいので注意してください。

他の薬剤使用時の注意

①HIV感染症治療薬(インジナビル硫酸塩エタノール付加物,サキナビルメシル酸塩,ネルフィナビルメシル酸塩,ホスアンプレナビルカルシウム水和物,アタザナビル硫酸塩エイズ治療薬(2),リルピビリン塩酸塩エイズ治療薬(1),エルビテグラビル・コビシスタットを含む配合剤:スタリビルドエイズ治療薬(3)),ボリコナゾール深在性真菌治療薬,プラジカンテルプラジカンテル,タダラフィル(アドシルカ)肺動脈性肺高血圧症治療薬(3),テラプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),シメプレビルナトリウムC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),ダクラタスビル塩酸塩C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),アスナプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)→これらの血中濃度が大きく低下します。
②バニプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)→併用初期にバニプレビルの血中濃度が上昇するおそれがあります。また,併用継続により,併用初期よりもバニプレビルの血中濃度が低下するおそれがあります。

(1)本剤との併用で副作用が強まる薬剤……エタンブトール塩酸塩エタンブトール塩酸塩→視力障害/イソニアジドイソニアジド,アセトアミノフェンアセトアミノフェン→肝機能障害
(2)本剤(長期服用)との併用で作用が弱まる薬剤……低用量ピル低用量ピル
(3)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……クマリン系抗凝血薬ワルファリンカリウム,経口糖尿病薬,ジギタリス製剤ジギタリス製剤,キニジン硫酸塩水和物キニジン硫酸塩水和物,副腎皮質ステロイド薬副腎皮質ステロイド薬,シクロスポリンシクロスポリン,タクロリムス水和物タクロリムス水和物ほか,ジアフェニルスルホンジアフェニルスルホン,テオフィリンテオフィリン,カルシウム拮抗薬(ベラパミル塩酸塩,ニフェジピンカルシウム拮抗薬,アゼルニジピンカルシウム拮抗薬(適応症が高血圧症のみのもの)など),フェニトインフェニトイン,ベーター・ブロッカー(メトプロロール酒石酸塩・プロプラノロール塩酸塩ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの),カルベジロールベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)など),メキシレチン塩酸塩メキシレチン塩酸塩,ジソピラミドピリジンメタノール系抗不整脈薬,プロパフェノン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩,ピルジカイニド塩酸塩ピルシカイニド塩酸塩,エナラプリルマレイン酸塩ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬),クロラムフェニコールクロラムフェニコール,ドキシサイクリン塩酸塩水和物テトラサイクリン系抗生物質,クラリスロマイシンマクロライド,アゾール系抗真菌薬(フルコナゾール深在性真菌治療薬など),テルビナフィン塩酸塩テルビナフィン塩酸塩,HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビルエイズ治療薬(2),ロピナビルエイズ治療薬(2)など),ジドブジン・ネビラピン・エファビレンツエイズ治療薬(1),カルバマゼピンカルバマゼピン,ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパムベンゾジアゼピン系安定薬,ミダゾラム,トリアゾラムベンゾジアゼピン系催眠薬など),ゾピクロンベンゾジアゼピン系催眠薬,スボレキサントスボレキサント,三環系抗うつ薬三環系抗うつ薬(ノルトリプチリン塩酸塩など),タモキシフェンクエン酸塩・トレミフェンクエン酸塩タモキシフェンクエン酸塩ほか,ブナゾシン交感神経アルファ遮断薬,高脂血症用薬(クロフィブラートフィブラート系薬剤,フルバスタチンナトリウム・シンバスタチンHMG-CoA還元酵素阻害薬),セビメリン塩酸塩水和物セビメリン塩酸塩水和物,エレトリプタン臭化水素酸塩セロトニン1B/1D受容体作動型頭痛治療薬,抗精神病薬(ハロペリドール・ブロムペリドールブチロフェノン系薬剤,オランザピンベンゾジアゼピン系抗精神病薬,クエチアピンフマル酸塩非定型抗精神病薬,クロザピンベンゾジアゼピン系抗精神病薬など),ゾルピデム酒石酸塩ベンゾジアゼピン系催眠薬,ドネペジル塩酸塩認知症治療薬(1)(アセチルコリンエステラーゼ阻害薬),5-HT₃受容体拮抗型制吐薬(トロピセトロンなどセロトニン拮抗型制吐薬),抗悪性腫瘍薬(イマチニブメシル酸塩イマチニブメシル酸塩,ゲフィチニブEGFR遺伝子変異陽性がん治療薬,イリノテカン塩酸塩イリノテカン塩酸塩,ラパチニブトシル酸塩水和物ラパチニブトシル酸塩水和物,レトロゾールアロマターゼ阻害薬,エンザルタミド抗アンドロゲン薬など),ホスホジエステラーゼ5阻害薬(シルデナフィルクエン酸塩・バルデナフィル塩酸塩水和物などシルデナフィルクエン酸塩ほか,タダラフィル肺動脈性肺高血圧症治療薬(3)),ボセンタン水和物肺動脈性肺高血圧症治療薬(1),ソリフェナシンコハク酸塩過活動膀胱治療薬(1),ミコフェノール酸モフェチルミコフェノール酸モフェチル,エプレレノンエプレレノン,ミルタザピンミルタザピン,リネゾリドリネゾリド,トルバプタントルバプタン,ダビガトランダビガトラン,ラルテグラビルカリウム,マラビロクエイズ治療薬(3),デフェラシロクス鉄過剰症治療薬,ミラベグロン過活動膀胱治療薬(2),アトバコンニューモシスチス肺炎治療薬,リバーロキサバン凝固第X因子阻害薬,アピキサバン凝固第X因子阻害薬,卵胞ホルモン剤卵胞ホルモン,黄体ホルモン剤黄体ホルモン,ラモトリギンラモトリギン,ホスアプレピタントメグルミンホスアプレピタントメグルミン,メサドン塩酸塩がん疼痛治療薬(5),ブプレノルフィン塩酸塩ブプレノルフィン塩酸塩,トファシチニブクエン酸塩トファシチニブ,ドルテグラビルナトリウムエイズ治療薬(3),チザニジン塩酸塩チザニジン塩酸塩,トレプロスチニル(注射薬)
(4)本剤との併用で作用が強まる薬剤……レフルノミドレフルノミド,ピタバスタチンカルシウムHMG-CoA還元酵素阻害薬
(5)本剤との併用で作用が影響される薬剤……カスポファンギン酢酸塩(注射薬)

リファジン - PC

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