レクチゾールの効能・用量・副作用など

レクチゾールの特徴

本剤はスルホン化合物で,プロトゲンという名称でハンセン病治療薬として用いられていました。1994年に「らい予防法」が廃止されたのに伴い,薬価基準に収載されていなかったプロトゲンが使用できなくなり,同一成分のレクチゾールにハンセン病の適応症が加わりました。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む) > ジアフェニルスルホン > ジアフェニルスルホン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アイピーディ   ジェネリック薬: アシクロビル   アシクロビルDS   アシクロビン   アシビル内服ゼリー  

レクチゾール メーカー別薬価など

会社 田辺三菱製薬
保険薬価 錠剤25mg 1錠 74.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
Y-LC
本体コード:
Y LC


レクチゾールの効能・効果

持久性隆起性紅斑,ジューリング疱疹状皮膚炎,天疱瘡(てんぽうそう),類天疱瘡,色素性痒疹/ハンセン病

レクチゾールの用法・用量

1日50~100mgを2~3回に分けて服用。ハンセン病の場合は,原則として他の薬剤と併用しながら,1日75~100mg。

レクチゾールの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤または類似化合物に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/血液障害/グルコース‐6‐リン酸脱水素酵素欠損症/糖尿病性ケトーシス/小児
(3)定期検査……服用中は定期的に血液,尿の検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①D.D.S.症候群(発熱,皮疹,リンパ節腫脹,単核細胞症,肝炎などの症候群)。②血液障害(無顆粒球症,溶血性貧血,白血球減少症,血小板減少,再生不良性貧血,溶血性貧血,汎血球減少症,メトヘモグロビン血症,巨赤芽球性貧血など)。③SLE(全身性エリテマトーデス)様症状(発熱,紅斑,筋肉痛,関節炎,関節痛,胸部痛など)。④ネフローゼ症候群,腎乳頭壊死。⑤皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。⑥好酸球性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)/黄疸
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……頭痛,めまい,うつ状態/霧視/悪心・嘔吐,腹痛,食欲不振/発熱,末梢神経障害,頻脈,耳鳴り,リンパ節の腫れ
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH上昇/視神経萎縮/血尿,低アルブミン血症,好酸球増多

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると肝臓の薬物代謝酵素を誘導し本剤の血中濃度を低下させる薬剤……リファンピシンリファンピシン
(2)併用すると本剤の尿中排泄が阻害される可能性がある薬剤……プロベネシドプロベネシド
(3)併用すると相互に血液障害を強める可能性がある薬剤……メトトレキサートメトトレキサート,スルファドキシン・ピリメタミン配合剤,スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤(ST合剤)複合化学療法薬

レクチゾール - PC

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