ロイケリンの効能・用量・副作用など

ロイケリンの特徴

1950年代に開発され,現在でも急性白血病ではメトトレキサートとの併用などで使われます。以前は武田薬品工業(ワイス)が製造販売していましたが,2005年からは大原薬品工業に承継されています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 代謝拮抗薬 > メルカプトプリン水和物 > メルカプトプリン水和物
形状 散剤 
同じ分類の薬 ジェネリック薬: エスエーワン配合カプセルT   エスエーワン配合顆粒T   エスエーワン配合OD錠T   エスワンエヌピー配合カプセルT   エスワンケーケー配合錠T  

ロイケリン メーカー別薬価など

会社 大原薬品工業
保険薬価 散剤10% 1g 73.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


ロイケリンの効能・効果

急性白血病,慢性骨髄性白血病の自覚的・他覚的症状の緩解

ロイケリンの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/フェブキソスタット尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬),トピロキソスタット尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬)の服用中
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/骨髄機能抑制/感染症の合併/水痘
(3)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(4)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(5)二次発がん……他の抗がん薬との併用で急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS)などの二次発がんが発生したとの報告があります。
(6)頻回に検査……骨髄機能抑制,肝機能障害などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(7)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(8)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①骨髄機能抑制(白血球減少,血小板減少,貧血,汎血球減少,無顆粒球症など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,紅斑)
(2)おこることがある副作用……出血/黄疸/血尿,乏尿/食欲不振,悪心,嘔吐,潰瘍性口内炎,下痢/発熱,脱毛,膵炎
(3)検査などでわかる副作用……肝機能障害,AST・ALT上昇

他の薬剤使用時の注意

①生ワクチン(乾燥弱毒麻疹ワクチン,乾燥弱毒生風疹ワクチン,経口生ポリオワクチン,乾燥BCGなど)→接種すると麻疹などの感染症が発症するおそれがあります。②フェブキソスタット(フェブリク尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬)),トピロキソスタット尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬)(ウリアデック,トピロリック)→骨髄機能抑制などの副作用が強まる可能性があります。

(1)併用すると本剤の副作用を強める薬剤……アロプリノール尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬)→併用すると本剤の「重大な副作用」である骨髄機能抑制が増強されます。併用する場合は,本剤の用量を3分の1~4分の1に減量します。
(2)本剤との併用で抗凝血作用が弱まる薬剤……ワルファリンカリウムワルファリンカリウム
(3)併用すると骨髄機能抑制がおこるおそれがある薬剤……アミノサリチル酸誘導体(メサラジン潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(1),サラゾスルファピリジンサラゾスルファピリジン潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(1)など)
(4)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……不活化ワクチン(B型肝炎ワクチン,インフルエンザワクチンなど)

ロイケリン - PC

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