ロイナーゼ注用の効能・用量・副作用など

ロイナーゼ注用の特徴

アスパラギンは,リンパ腫のような腫瘍細胞が増殖するのに必須の物質です。この薬剤は血中のL-アスパラギンを分解して,アスパラギンを必要とする腫瘍細胞を栄養欠乏状態にすることで,抗腫瘍効果を発揮します。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 その他の抗がん薬 > L-アスパラギナーゼ > L-アスパラギナーゼ
形状 注射用剤 
同じ分類の薬 イムシスト膀注用   イムノブラダー膀注用   カイプロリス点滴静注用   コホリン静注用   ゾーフィゴ静注  

ロイナーゼ注用 メーカー別薬価など

会社 協和発酵キリン
保険薬価 注射用剤5,000K単位 1瓶 2,200.00円
注射用剤10,000K単位 1瓶 4,525.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


ロイナーゼ注用の効能・効果

急性白血病(慢性白血病の急性転化例を含む),悪性リンパ腫

ロイナーゼ注用の使用上の注意と副作用

警告

 本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験をもつ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師からその有効性・危険性の十分な説明を受け,患者および家族が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴
(2)慎重に使用すべき場合……膵炎またはその前歴/肝機能障害/腎機能障害/骨髄機能抑制/感染症の合併/水痘
(3)脳の器質的障害……本剤の使用によって,広範な脳の器質的障害がおこり,死亡した例があります。頭痛,発熱,食欲不振,ふるえ,けいれん,集中力の低下,無気力状態などの症状がみられたら,すぐに処方医に連絡してください。
(4)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が使用すると,致命的な全身障害が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(5)感染症,出血傾向……使用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(6)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が使用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(7)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(8)その他……
・妊婦での安全性:原則として使用しない。
・授乳婦での安全性:未確立。使用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①ショック,アナフィラキシー(じん麻疹,血管浮腫,悪寒,嘔吐,呼吸困難,意識混濁,けいれんなど)。②脳出血,脳梗塞,肺出血などの重い凝固異常。③重い急性膵炎,膵ランゲルハンス島炎による糖尿病。④意識障害を伴う高アンモニア血症。⑤昏睡,意識障害,見当識障害。⑥肝不全などの重い肝機能障害。⑦広範な脳の器質的障害。⑧骨髄機能抑制。⑨重い感染症(肺炎,敗血症など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……アレルギー症状(発疹)/むくみ/食欲不振,悪心・嘔吐,下痢/倦怠感,頭痛,傾眠,不安/発熱,血管痛,唾液腺炎,耳下腺炎/投与部位反応(硬結,疼痛,出血,血腫,膿瘍など)
(2)検査などでわかる副作用……脂肪肝,肝機能障害/高窒素血症,タンパク尿,利尿不全/耐糖能異常,高脂血症

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

ロイナーゼ注用 - PC

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