ロレルコの効能・用量・副作用など

ロレルコの特徴

従来にない新しいタイプの脱コレステロール剤ですが,その作用機序ははっきりわかっていません。アメリカでも1977年以降使われていましたが,現在では使われていません。本剤は食事と一緒に服用すると,血液中へ薬が入る率が高くなるので,食事と同時または食後すぐに服用するのがよいとされています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 脂質異常症の薬 > プロブコール > プロブコール
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エラスチーム   ジェネリック薬: アトルバスタチン   アトルバスタチンOD   アルセチン   エルモナーゼ  

ロレルコ メーカー別薬価など

会社 大塚製薬
保険薬価 細粒剤50% 1g 38.10円
錠剤250mg 1錠 20.20円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
OG 23 250mg
本体コード:
OG 23


ロレルコの効能・効果

高脂血症(家族性高コレステロール血症および黄色腫を含む)

ロレルコの用法・用量

1日500mg(細粒剤は1g)を2回に分けて服用。家族性高コレステロール血症の場合は,1日1,000mgまで増量できる。

ロレルコの使用上の注意と副作用

基本的注意

*プロブコール(シンレスタール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い心室性不整脈(多源性心室性期外収縮の多発)/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……心筋梗塞の新鮮期,うっ血性心不全/心室性不整脈/QT延長を起こしやすい人(先天性QT延長症候群,低カリウム血症など)
(3)定期検査……服用中,心電図上のQT延長や心室性不整脈が現れる可能性があるため定期的に心電図検査を,また血液検査を受ける必要があります。
(4)食事……動物実験で,異常な高脂肪・高コレステロール食と本剤の同時投与群で死亡例が報告されています。正常食では,8年間の投与でも死亡例はありません。服用中は,脂肪やコレステロールをとりすぎないようにしてください。
(5)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①著しいQT延長に伴う心室性不整脈,失神。②消化管出血,末梢神経炎。③横紋筋(おうもんきん)融解症(筋肉痛,脱力感など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみなど)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……貧血/めまい,頭痛/下痢,軟便,吐きけ・嘔吐,食欲不振,腹痛,胸やけ,腹部膨満感/倦怠感
(3)検査などでわかる副作用……QT延長/白血球・血小板減少/AST・ALT・AL-P・LDH上昇/BUN上昇/CK上昇/尿酸上昇,空腹時血糖値上昇

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……シクロスポリンシクロスポリン
(2)併用するとHDL-コレステロールが著しく低下することがある薬剤……クロフィブラートフィブラート系薬剤