ワコビタール坐剤の効能・用量・副作用など

ワコビタール坐剤の特徴

フェノバルビタールの坐薬は作用時間が長いため,効きすぎ(ふらつきなどの副作用)への注意が特に必要です。参考:内服のバルビツール酸誘導体バルビツール酸誘導体を参考にしてください。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 催眠・鎮静薬 > フェノバルビタールナトリウム > フェノバルビタールナトリウム
形状 坐剤 
同じ分類の薬 エスクレ坐剤   エスクレ注腸用キット   セニラン坐剤   ダイアップ坐剤   ルピアール坐剤  

ワコビタール坐剤 メーカー別薬価など

会社 高田製薬
保険薬価 坐剤15mg 1個 32.70円
坐剤30mg 1個 46.20円
坐剤50mg 1個 57.70円
坐剤100mg 1個 72.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
100mg TAKATA
15mg TAKATA
30mg TAKATA
50mg TAKATA


ワコビタール坐剤の効能・効果

小児に対して経口服用が困難な場合→(a)催眠,(b)不安・緊張状態の鎮静,(c)熱性けいれん・てんかんのけいれん発作の改善

ワコビタール坐剤の使用上の注意と副作用

基本的注意

*フェノバルビタールナトリウム(ワコビタール坐剤)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分またはバルビツール酸系薬剤バルビツール酸誘導体に対するアレルギー/急性間欠性ポルフィリン症/ボリコナゾール深在性真菌治療薬,タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ)肺動脈性肺高血圧症治療薬(3),リルピビリン塩酸塩エイズ治療薬(1),アスナプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),ダクラタスビル塩酸塩C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),バニプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),マシテンタン肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)の服用中/妊婦
(2)慎重に使用すべき場合……呼吸機能の低下している人/頭部外傷後遺症または進行した動脈硬化症/心機能障害/肝機能障害,腎機能障害/薬物アレルギー/アルコール中毒/薬物依存傾向またはその前歴/重い神経症/甲状腺機能低下症/新生児・低出生体重児/高齢者,虚弱者
(3)その他……
・授乳婦での安全性:原則として使用しない。やむを得ず使用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎)。②過敏症症候群(初期症状:発疹,発熱,リンパ節腫脹,肝機能障害,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現など)。③連用による薬物依存,連用中の急激な減量・中止による離脱症状(不安,不眠,けいれん,悪心,幻覚,妄想,興奮,錯乱など)。④顆粒球減少,血小板減少。⑤肝機能障害。⑥呼吸抑制。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

他の薬剤使用時の注意

ボリコナゾール深在性真菌治療薬,タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ)肺動脈性肺高血圧症治療薬(3),リルピビリン塩酸塩エイズ治療薬(1),アスナプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),ダクラタスビル塩酸塩C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),バニプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),マシテンタン肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)→本剤との併用で代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれがあります。