SG配合顆粒の効能・用量・副作用など

SG配合顆粒の基本情報

SG配合顆粒1g

SG配合顆粒1g

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アセトアミノフェンは,アスピリンアスピリンにアレルギー反応がある人や,アスピリンと一緒に服用すると重い副作用をおこす可能性がある抗凝血薬や経口糖尿病薬を処方されている人の鎮痛・解熱に用います。
本剤は,中枢神経系にある体温中枢に作用し,皮膚血管を拡張して熱を放散させます。痛みを感じる視床と大脳皮質の閾値(いきち)を高めて痛みを止めます。閾値とは,ある刺激や作用が生体に引きおこす最小の有効値のことです。胃腸障害などの副作用も比較的軽いので欧米ではしばしば用いられ,日本でも最近見直されている薬の一つです。
比較的,副作用も軽いことが多いので,市販のOTC薬(大衆薬)の風邪薬にも配合されている成分です。
なお本剤には,アスピリンのように炎症をおさえる作用はありません。そのためリウマチには使われません。
また,各種のがんの鎮痛に用いられるトラマドール塩酸塩と本剤の配合剤が2011年7月に承認されましたが,これについては「がん疼痛治療薬(7)」がん疼痛治療薬(7)を参照してください。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 解熱鎮痛薬>アセトアミノフェン>アセトアミノフェン配合剤
形状 顆粒剤
製造販売会社 塩野義
保険薬価 顆粒剤   1g 11.10円
同じ分類の薬 先発薬: ペレックス配合顆粒    ジェネリック薬: カロナール  アニルーメ  サラザック配合顆粒  マリキナ配合顆粒 

SG配合顆粒の効果・効能

[アセトアミノフェンの適応症]急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛/頭痛,歯痛,歯科治療後の疼痛,耳痛,症候性神経痛,腰痛症,筋肉痛,打撲痛,捻挫(ねんざ)痛,変形性関節症,月経痛,分娩後痛,がんによる痛み/小児科領域における解熱・鎮痛
[アセトアミノフェン配合剤の適応症]感冒もしくは上気道炎に伴う以下の症状の改善および緩和→鼻汁,鼻閉,咽・喉頭痛,せき,痰,頭痛,関節痛,筋肉痛,発熱

SG配合顆粒の用法・用量

処方医の指示通りに服用。

SG配合顆粒の使用上の注意と副作用

警告

(1)本剤により重い肝機能障害が発現するおそれがあることに注意し,1日総量1500mgを超す高用量で長期服用する場合には,定期的に肝機能などを確認するなどして慎重に服用しなければなりません。
(2)本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により,アセトアミノフェンの過量服用による重い肝機能障害が発現するおそれがあることから,これらの薬剤との併用は避けてください。
※アセトアミノフェンは解熱鎮痛薬の中では小児にも使用されるように比較的安全性が高いものです。しかしながら副作用がないわけではなく,まれではありますが重大な副作用も報告されています。長期服用や過量服用の場合には特に肝機能障害への注意が必要で,2011年3月の添付文書改訂で,上記のように「警告」欄が設けられました。OTC薬(大衆薬)の鎮痛薬や風邪薬などにも広く使用されているため,併用した場合に過量服用になってしまうことも考えられます。併用薬などに関して不安がある場合には,薬剤師にご相談ください。

基本的注意

*アセトアミノフェン(ピリナジン末)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……消化性潰瘍/重い血液異常・肝機能障害・腎機能障害・心機能不全/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/アスピリンぜんそく,またはその前歴
(2)慎重に服用すべき場合……消化性潰瘍の前歴/血液異常またはその前歴/出血傾向/肝機能障害・腎機能障害またはその前歴/心機能異常/アレルギーの前歴/気管支ぜんそく/高齢者
(3)処方医に報告……本剤は肝臓と腎臓に対する毒性があります。肝臓や腎臓に疾患のある人が,神経痛などで鎮痛剤の処方を受けるときは,必ずそのことを処方医に伝えてください。
(4)女性……非ステロイド系解熱鎮痛薬を長期服用している女性に,一時的な不妊が認められたとの報告があります。
(5)過度の体温低下など……過度の体温低下,虚脱,四肢の冷却などがおこることがあります。特に高熱を伴う幼小児や高齢者,消耗性疾患の人は十分な注意が必要です。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,じん麻疹など)。(2)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),急性汎発性発疹性膿疱症。(3)ぜんそく発作の誘発。(4)劇症肝炎,肝機能障害,黄疸。(5)間質性肺炎。(6)間質性腎炎,急性腎不全。
[アセトアミノフェンのみ](7)顆粒球減少症。
[アセトアミノフェン配合剤のみ](8)剥脱(はくだつ)性皮膚炎。(9)再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,溶血性貧血,血小板減少。(10)好酸球性肺炎。(11)乳児突然死症候群(SIDS)および乳児睡眠時無呼吸発作。(12)横紋筋融解症。(13)緑内障。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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