メタルカプターゼの効能・用量・副作用など

メタルカプターゼの基本情報

メタルカプターゼカプセル100mg

メタルカプターゼカプセル100mg

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1950年代に,銅代謝異常の病気であるウイルソン病の治療薬として開発されましたが,銅以外の水銀・鉛などの重金属を排泄する効果もあり,重金属中毒の治療薬として用いられます。その一方で,1960年代にリウマチにも効果があることがわかり,日本では1979年にリウマチに保険適応されるようになりました。
ペニシラミンは膠原病の強皮症の治療にも処方されることがありますが,保険の適応はありません。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 リウマチ・痛風の薬>ペニシラミン>ペニシラミン
形状 カプセル剤
製造販売会社 大正製薬=大正富山
保険薬価 カプセル剤50mg 1カプセル 37.50円
カプセル剤100mg 1カプセル 63.40円
カプセル剤200mg 1カプセル 116.20円

メタルカプターゼの効果・効能

関節リウマチ/ウイルソン病(肝レンズ核変性症)/鉛・水銀・銅の中毒

メタルカプターゼの用法・用量

関節リウマチ:1回100mgを1日1~3回食間空腹時に服用。1日最大600mg。 ウイルソン病:1日1,000mgを1~数回に分けて食前空腹時に服用。 鉛・水銀・銅中毒:1日1,000mg(小児:20~30mg/kg(体重))を1日数回に分けて食前空腹時に服用。

メタルカプターゼの使用上の注意と副作用

警告

 無顆粒球症などの重い血液障害がおこることがあるので,十分な注意が必要です。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……[関節リウマチ]血液障害/腎機能障害/SLE(全身性エリテマトーデス)/成長期の小児の結合組織の代謝障害/金剤の服用中/妊婦または妊娠している可能性のある人
[ウイルソン病,鉛・水銀・銅の中毒]金製剤の服用中
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……[関節リウマチ]骨髄機能の低下している人/全身状態が悪化している人/手術直後/授乳婦,高齢者
[ウイルソン病,鉛・水銀・銅の中毒]血液障害/腎機能障害/SLE(全身性エリテマトーデス)/成長期の小児の結合組織の代謝障害/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(3)慎重に服用すべき場合……血液障害・腎機能障害またはその前歴/肝機能障害/ペニシリン系薬剤グラム陽性菌用ペニシリン広域感性ペニシリングラム陰性桿菌用ペニシリンに対するアレルギーの前歴/免疫抑制薬の服用中
[ウイルソン病,鉛・水銀・銅の中毒のみ]高齢者
(4)効果の発現……[関節リウマチ]本剤は遅効性で,効果が現れるのに最低4週間はかかるので,あせらずに処方医の指示にしたがってください。6カ月続けても効果がないときは,中止するのがふつうです。
(5)定期検査……(1)[関節リウマチ]服用開始後最初の2カ月は1~2週間に1回,その後は2~4週間に1回の割合で血液や尿などの検査を定期的に受ける必要があります。(2)[鉛・水銀・銅の中毒]1~2週間に1回,腎機能などの検査を定期的に受ける必要があります。
(6)その他……
・妊婦での安全性:[ウイルソン病,鉛・水銀・銅の中毒]有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)白血球減少症,好酸球増多症,無顆粒球症,顆粒球減少症,血小板減少症,再生不良性貧血,貧血,汎血球減少症,血栓性血小板減少性紫斑病(モスコビッチ症候群),ネフローゼ症候群(膜性腎症など)。(2)発熱,せき,呼吸困難などを伴う間質性肺炎・PIE症候群(好酸球性肺浸潤),肺胞炎,閉塞性細気管支炎。(3)グッドパスチュア症候群。(4)味覚脱失,視神経炎。(5)SLE(全身性エリテマトーデス)様症状,天疱瘡(てんぽうそう)様症状,重症筋無力症。(6)神経炎,ギランバレー症候群を含む多発性神経炎。(7)多発性筋炎,筋不全麻痺。(8)血栓性静脈炎,アレルギー性血管炎,多発性血管炎。(9)[関節リウマチの人で]胆汁うっ滞性肝炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

メタルカプターゼ - PC

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