クロルフェネシンカルバミン酸エステルの効能・用量・副作用など

クロルフェネシンカルバミン酸エステルの基本情報

本剤は,メフェネシン系筋弛緩薬と呼ばれているものの代表です。筋肉がけいれんして痛みがあるときに,脊髄の神経を麻痺させることによって筋肉のこわばりを取り去ります。一時,しばしば使用された精神安定薬のメプロバメートに似ており,精神安定作用もあります。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 肩こり・筋肉痛・腰痛の薬>メフェネシン系筋弛緩薬>クロルフェネシンカルバミン酸エステル
形状 錠剤
製造販売会社 沢井
保険薬価 錠剤125mg 1錠 6.20円
錠剤250mg 1錠 6.20円
同じ分類の薬 先発薬: リンラキサー  ロバキシン    ジェネリック薬: コリクール  スールキット  クロルフェネシンカルバミン酸エステル 

クロルフェネシンカルバミン酸エステルの効果・効能

運動器疾患に伴う有痛性痙縮(けいしゅく)→腰背痛症,変形性脊椎症,頸肩腕症候群
[クロルフェネシンカルバミン酸エステルのみの適応症]椎間板ヘルニア,脊椎分離・すべり症,脊椎骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
[メトカルバモールのみの適応症]肩関節周囲炎

クロルフェネシンカルバミン酸エステルの用法・用量

1回250mgを1日3回。

クロルフェネシンカルバミン酸エステルの使用上の注意と副作用

基本的注意

*クロルフェネシンカルバミン酸エステル(リンラキサー)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤および類似化合物(メトカルバモールなど)に対するアレルギーの前歴/肝機能障害
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害の前歴/腎機能障害
(3)長期服用……本剤を長期服用する場合は,血液・尿・肝機能などの検査を受けることが必要です。
(4)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック(血圧低下,除脈,顔面蒼白,冷汗,呼吸困難など)。(2)中毒性表皮壊死融解症(TEN)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。