アルファカルシドールの効能・用量・副作用など

アルファカルシドールの基本情報

ビタミンDの合成には太陽光線が必要なため,本剤をサンシャインビタミンと呼ぶことがあります。最近では食生活の向上でビタミンD不足はほとんどなくなりましたが,体内での変化過程に異常があるために(代謝異常という),ビタミンD不足をおこすことがあります。
ビタミンDはカルシウムを体内へ取り込む働きがあり,カルシウム不足による骨の病気の治療に用いられます。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 骨粗鬆症の薬>アルファカルシドール>アルファカルシドール
形状 カプセル剤
製造販売会社 テバ製薬
保険薬価 カプセル剤0.25μg 1カプセル 5.80円
カプセル剤0.5μg 1カプセル 6.30円
カプセル剤1μg 1カプセル 9.90円
カプセル剤3μg 1カプセル 25.60円
同じ分類の薬 先発薬: アルファロール  ワンアルファ    ジェネリック薬: ワークミン  アルカドール  アロートール 

アルファカルシドールの効果・効能

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
[アルファカルシドール,カルシトリオールのみの適応症]以下の疾患におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症,しびれ,テタニー,知覚異常,筋力低下,骨痛,骨病変など)の改善→慢性腎不全,副甲状腺機能低下症,(ビタミンD抵抗性)クル病・骨軟化症

アルファカルシドールの用法・用量

1日1回1~4µgを服用。骨粗鬆症・慢性腎不全の場合は,1日1回0.5~1µg。

アルファカルシドールの使用上の注意と副作用

基本的注意

*アルファカルシドール(アルファロール),カルシトリオール(ロカルトロール),エルデカルシトール(エディロール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……[カルシトリオール]高カルシウム血症またはビタミンD中毒症状を伴う人
[エルデカルシトール]妊婦,妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に服用すべき場合……[カルシトリオール]妊婦,授乳婦,小児
[エルデカルシトール]高カルシウム血症のおそれのある人(腎機能障害, 悪性腫瘍, 原発性副甲状腺機能亢進症など)/重い肝機能障害/尿路結石またはその前歴
(3)定期検査……カルシウムが過剰に体内に取り入れられると問題がおこりやすいため,定期的に血清カルシウムの測定を行います。
(4)女性……[エルデカルシトール]動物実験で催奇形性作用が報告されているので,妊娠する可能性のある人は,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用が許可されます。服用する場合は,事前に問診・妊娠検査で妊娠していないことを確認し,服用期間中は適切な避妊を行ってください。本剤投与中に妊娠が認められた場合には,直ちに服用を中止します。
(5)その他……
・妊婦での安全性:[アルファカルシドール,カルシトリオール]有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:[アルファカルシドール]原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。[カルシトリオール]服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:[エルデカルシトール]未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[アルファカルシドール,エルデカルシトール](1)急性腎不全。
[アルファカルシドールのみ](2)肝機能障害,黄疸。
[エルデカルシトールのみ](3)高カルシウム血症(倦怠感,いらいら感,吐きけ,口渇感,食欲減退,意識レベルの低下など)。(4)尿路結石。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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