イーケプラドライシロップの効能・用量・副作用など

イーケプラドライシロップの基本情報

すでに70カ国以上の国で承認または販売されている,新しい抗てんかん薬です。肝臓で代謝されずに排泄されるため,他の薬剤の影響を受けないことから,併用療法をしていくうえで使いやすく,他の抗てんかん薬にみられることのある認知機能低下が少ない薬です。欧米では,成人てんかん患者の部分発作に対する併用療法においては標準的な治療薬とされています。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 けいれん・てんかんの薬>レベチラセタム>レベチラセタム
形状 ドライシロップ剤
製造販売会社 UCB=大塚
保険薬価 ドライシロップ剤50% 1g 261.20円
同じ分類の薬 先発薬: イーケプラ   

イーケプラドライシロップの効果・効能

他の抗てんかん薬で十分な効果が認められない,てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法

イーケプラドライシロップの用法・用量

1日1,000~3,000mg(ドライシロップ2~6g)を2回に分けて服用。小児は体重・症状により1日20~60mg/kg(50kg以上は大人用量)を2回に分けて服用。

イーケプラドライシロップの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはピロリドン誘導体に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/重い肝機能障害/高齢者
(3)精神症状に注意……本剤を服用すると,易刺激性,錯乱,焦燥,興奮,攻撃性などの精神症状が現れ,自殺企図に至ることもあります。患者および家族はそのリスクについて十分な説明を受け,服用中は処方医と緊密に連絡を取り合うことが必要です。
(4)急激な減量・中止……本剤の連用中に服用量を急激に減らしたり,服用を中止したりすると,てんかん発作の増悪またはてんかん重積状態が現れることがあります。自己判断で減量や中止をしないようにしてください。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス‐ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(2)重い血液障害(汎血球減少,白血球減少,好中球減少,血小板減少)。(3)肝不全,肝炎などの重い肝機能障害。(4)膵炎(激しい腹痛や発熱,吐きけ・嘔吐など)。(5)精神症状(易刺激性,錯乱,焦燥,興奮,攻撃性など),自殺企図。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

イーケプラドライシロップ - PC

PCC  説明(別ウィンドウ表示)

イーケプラドライシロップに効果効能が似た薬

イーケプラドライシロップが気になる人向けのコラム

意外と身近なてんかん(癲癇)とはどんな病気

てんかん(癲癇)てどんな病気
てんかんとは、突然意識を失い痙攣を引き起こす怖い病気であると誤解されることの多いてんかん(癲癇)ですが、その症状や程度は人によりさまざまで、必ずしも痙攣や意識消失を伴うわけではありません。


現在、... 続きを読む

みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?

お腹の上の部分、みぞおちあたりの痛み。胃痛?
それとも、ほかの病気?
どんな痛みがどの位置で起こったかで、疑われる病気がある程度わかります。自分の症状と照らし合わせてみましょう。 腹痛には重篤な病気の前兆かも お腹の上部には、特に重要... 続きを読む

「ヨーグルト」が菌による膣の炎症に効果あり!

「カンジダ」とはどのような病気?

真菌(しんきん)(カビ)の一種であるカンジダは腟内の常在菌のひとつです。
カンジダが異常増殖することによって、外陰部の皮膚に症状を来す疾患を外陰カンジダ症といいます。通常、腟炎(ちつえん)を合併す... 続きを読む

気分が上がる砂糖なしダイエット方法

気分が上がる砂糖なし
気分が上がる砂糖なしダイエットとは、その名の通り砂糖を抜きにするダイエット方法です。と言っても、全ての食事から砂糖抜きにするのは不可能なので、まず普段飲んでいるコーヒーや紅茶等の飲み物に砂糖を入れないようにするとこ... 続きを読む

認知症の治療に効果的な方法とは-予防するための10の習慣

認知症といえば、本人の記憶力をはじめとする認知機能の変化に気をとられがちです。これに対して最近では、本人の心身の状態から生活の質(QOL)全体を見据えた対応、さらには本人だけでなく介護者をはじめとする家族のQOLまで含めた対応が重要視され... 続きを読む