硫酸キニジンの効能・用量・副作用など

硫酸キニジンの基本情報

硫酸キニジン錠100mg

硫酸キニジン錠100mg

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。


マラリアの特効薬キニーネの原料であるキナの樹皮から精製されます。基本的には脈を遅くする作用があり,プロカインアミド塩酸塩プロカインアミド塩酸塩と同様,古典的抗不整脈薬です。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 不整脈の薬>キニジン硫酸塩水和物>キニジン硫酸塩水和物
形状 末剤
製造販売会社 マイラン=ファイザー
保険薬価 末剤   1g 143.20円
錠剤100mg 1錠 11.60円

硫酸キニジンの効果・効能

期外収縮(上室性,心室性),発作性頻拍(上室性,心室性),新鮮心房細動,発作性心房細動の予防,陳旧性心房細動,心房粗動,電気ショック療法との併用およびその後の洞調律の維持,急性心筋梗塞時における心室性不整脈の予防

硫酸キニジンの用法・用量

処方医の指示通りに服用。

硫酸キニジンの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……刺激伝導障害(房室ブロック,洞房ブロック,脚ブロックなど)/重いうっ血性心不全/高カリウム血症/本剤に対するアレルギーの前歴/アミオダロン塩酸塩(注射薬),バルデナフィル塩酸塩水和物,トレミフェンクエン酸塩,キヌプリスチン・ダルホプリスチン,ボリコナゾール,サキナビルメシル酸塩,ネルフィナビルメシル酸塩,リトナビル,モキシフロキサシン塩酸塩,イトラコナゾール,フルコナゾール,ホスフルコナゾール,ミコナゾール,メフロキン塩酸塩の服用・使用中
(2)慎重に服用すべき場合……基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)のある人/うっ血性心不全/重い肝機能障害・腎機能障害/塞栓の前歴,一過性脳虚血発作などの症状がある人/血清カリウム低下の人/高齢者
(3)定期検査……服用中は,定期的に心電図,脈拍,血圧,心胸比,肝機能などの検査を受ける必要があります。特に,うっ血性心不全のある人,基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)があって心不全をおこすおそれのある人,他の抗不整脈薬の併用者,高齢者は頻回に心電図の検査を受けることが必要です。
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用するときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれがあります。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)高度伝導障害,心室細動,心停止などの致死性の不整脈。(2)無顆粒球症,白血球減少,再生不良性貧血,溶血性貧血,血小板減少性紫斑病。(3)発熱,紅斑,筋肉痛,関節炎,胸部の痛み,心膜炎などを伴うSLE(全身性エリテマトーデス)様症状。(4)心不全。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

硫酸キニジン - PC

PCC  説明(別ウィンドウ表示)

硫酸キニジンに効果効能が似た薬

硫酸キニジンが気になる人向けのコラム

救命具AEDとは? 音声ガイド付きだから安心して使用できる

ここ数年、駅やデパートなどで「AED」と表示された卓上電話ほどの大きさの救命装置を見かけるようになりました。AED(自動体外式除細動器)とは、「心室細動」を起こした心臓に強い電気ショックを与え、心臓の動きを回復させるための医療機器です。 ... 続きを読む

不整脈ってなに? 自覚症状はある? 不整脈があるとどうなるの?

心臓の脈の打ち方が乱れる不整脈。自分では自覚症状がないのに、人間ドッグで指摘されて初めて気づく人も多いのが現状です。治療が不要なものから、手術が必要なものまであるので、正しい知識を身につけて対処しましょう。 脈の動きがバラつくことで症... 続きを読む

動悸や息切れで分かる不整脈の危険性

不整脈とは

正常な脈は、眠ったり休息しているときにはゆっくりうち、運動したり精神的興奮や発熱があると速くうちます。何の誘因もないのに、脈がゆっくりうったり、速くうったり、不規則にうったりするのが、不整脈です。
脈拍(みゃくはく)が... 続きを読む

知っておくと便利な危険な不整脈の見分け方

不整脈とは
まずは、不整脈とはどういうものか確認してみましょう。


心臓は一定のリズムで収縮と拡張(拍動)をくり返し、全身に血液を循環させている。何らかの原因でこの拍動のリズムが乱れた状態を不整脈といい、異常に速くなる頻脈、遅く... 続きを読む

不整脈ってどんな症状? 危険な不整脈、不整脈の治療とは?

心臓は休むことなく収縮と拡張を繰り返し、全身に血液を循環させるポンプの働きをしています。心臓の筋肉(心筋)が収縮して血液を動脈中に押し出し、拡張して静脈から血液を受け入れるという運動が、規則正しく一定のリズムでくり返されているのです。この... 続きを読む