ピメノールの効能・用量・副作用など

ピメノールの基本情報

ピメノールカプセル100mg

ピメノールカプセル100mg

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生理電気学的にはキニジン硫酸塩水和物キニジン硫酸塩水和物に近い作用を示します。
ピルメノール塩酸塩水和物は,ジソピラミドと類似したピリジンメタノール誘導体の構造を有し,アメリカのパークデービス社(ワーナー・ランバート社の子会社)で1977年に合成されました。しかし,現在でも,英米独仏いずれの国でも販売されていません。
なお,ジソピラミドリン酸塩は徐放製剤になっています。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 不整脈の薬>ピリジンメタノール系抗不整脈薬>ピルメノール塩酸塩水和物
形状 カプセル剤
製造販売会社 ファイザー
保険薬価 カプセル剤50mg 1カプセル 82.40円
カプセル剤100mg 1カプセル 138.70円
同じ分類の薬 先発薬: リスモダン    ジェネリック薬: ノルペース  チヨバン  ジソピラン  ソピラート 

ピメノールの効果・効能

[ジソピラミドの適応症]次の状態で他の抗不整脈薬が使用できなかったり,無効のときに用いる→期外収縮,発作性上室性頻脈,心房細動
[ジソピラミドリン酸塩,ピルメノール塩酸塩水和物の適応症]頻脈性不整脈(他の抗不整脈薬が使用できなかったり,無効のとき)

ピメノールの用法・用量

1回100mgを1日2回。

ピメノールの使用上の注意と副作用

基本的注意

*ジソピラミド(リスモダン),ジソピラミドリン酸塩(リスモダンR)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……高度の房室ブロック・洞房ブロック/うっ血性心不全/緑内障/尿貯留傾向のある人/スパルフロキサシン,バルデナフィル塩酸塩水和物,モキシフロキサシン塩酸塩,トレミフェンクエン酸塩,アミオダロン塩酸塩(注射薬),フィンゴリモド塩酸塩の服用・使用中/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
[リスモダンRのみ]重い腎機能障害(透析者を含む)/高度な肝機能障害
(2)慎重に服用すべき場合……基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)のある人/刺激伝導障害(房室ブロック,洞房ブロック,脚ブロックなど)/心房粗動/腎機能障害/肝機能障害/糖尿病の治療中/重症筋無力症/血清カリウム低下の人/高齢者
(3)定期検査……服用中は定期的に心電図,脈拍,血圧,心胸比の検査,また肝機能や腎機能,電解質,血液の検査を受ける必要があります。特に基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)があって心不全をおこしやすい人,他の抗不整脈薬併用者,高齢者は頻回に心電図検査を受けることが必要です。
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれがあります。
(5)危険作業に注意……本剤を服用すると,めまい,低血糖などがおこることがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は注意してください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。原則として服用禁止。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)心停止,心室細動,心室頻拍,心室粗動,心房粗動,房室ブロック,洞停止,失神,心不全の悪化。(2)低血糖(脱力感,倦怠感,高度の空腹感,冷汗,吐きけ,不安,意識混濁,昏睡など)。(3)無顆粒球症。(4)肝機能障害,黄疸。(5)麻痺性イレウス。(6)緑内障の悪化。(7)けいれん。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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