ドパコール配合錠Lの効能・用量・副作用など

ドパコール配合錠Lの基本情報

パーキンソン病では,脳内の神経伝達物質のひとつドパミンが不足しています。しかし,ドパミンはそのまま投与しても脳内には入れません。レボドパは,このドパミンの前駆物質で脳内に入ることができ,ドパミンに変化して不足分を補い,パーキンソン病の症状を改善します。
その効果は,アマンタジン塩酸塩アマンタジン塩酸塩や抗コリン性パーキンソン症候群治療薬抗コリン性パーキンソン症候群治療薬より確実ですが,副作用が多く,遅効性なので,これらを使用した後に使うことが多い製剤です。
ドパミン脱炭酸酵素阻害薬のベンセラジド塩酸塩やカルビドパ水和物は,レボドパの用量を少なくし,ドパミンの副作用を軽減する働きがあるため,これらを添加した製剤もあります。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 パーキンソン症候群の薬>ドパミン前駆物質(レボドパ)>レボドパ・カルビドパ水和物配合剤
形状 錠剤
製造販売会社 ダイト=扶桑=日医工
保険薬価 錠剤50mg 1錠 6.70円
錠剤100mg 1錠 13.00円
同じ分類の薬 先発薬: ドパゾール  ネオドパゾール配合錠  イーシー・ドパール配合錠  マドパー配合錠  ネオドパストン配合錠L   

ドパコール配合錠Lの効果・効能

パーキンソン病,パーキンソン症候群に伴う下記の諸症状の治療・予防→寡動(かどう)~無動,筋強剛,ふるえ,日常生活動作障害,仮面様顔貌(がんぼう),歩行障害,言語障害,姿勢異常,突進現象,膏様顔,書字障害,精神症状,唾液分泌過剰

ドパコール配合錠Lの用法・用量

処方医の指示通りに服用。標準維持量は1回200~250mgを1日3回,1日最大1500mgまで。

ドパコール配合錠Lの使用上の注意と副作用

基本的注意

*レボドパ(ドパストン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……閉塞隅角緑内障/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/非選択的モノアミン酸化酵素阻害薬モノアミン酸化酵素の働きの服用中
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害,腎機能障害/胃・十二指腸潰瘍またはその前歴/糖尿病/重い心疾患・肺疾患,気管支ぜんそく,内分泌疾患/慢性開放隅角緑内障/自殺傾向などの精神症状のある人/[レボドパ・ベンセラジド塩酸塩配合剤のみ]骨軟化症/25歳以下の患者
(3)定期検査……服用中は定期的に肝機能検査を,また閉塞隅角緑内障のおそれのある場合は,隅角や眼圧の検査を受けることが必要です。
(4)他の薬剤からの切りかえ……他の薬剤から本剤に切りかえる際は,それまでの薬剤を徐々に減量するなどの工夫が必要になります。処方医の指示を忠実に守ってください。
(5)食事……高タンパク食により,レボドパの吸収が低下するとの報告があります。服用中は,タンパク質のとりすぎに注意してください。
(6)幻覚(幻視)……本剤の服用によって幻覚(幻視)がおこることがあります。「小さな虫がたくさん見える」「鉛筆などの長いものが蛇に見える」などの症状が現れたら,必ず処方医に連絡してください。
(7)発がん性……服用により悪性黒色腫が発現したとの報告があります。
(8)危険作業は中止……本剤を服用すると,前兆のない突発的睡眠,傾眠,調節障害,注意力・集中力・反射機能などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)悪性症候群(高熱,意識障害,高度の筋硬直,不随意運動,ショック症状など)。(2)錯乱,幻覚,抑うつ。(3)胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化。(4)溶血性貧血,血小板減少。(5)前兆のない突発的睡眠。
[メシネット配合錠のみ](6)悪性黒色腫。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

ドパコール配合錠L - PC

PCC  説明(別ウィンドウ表示)

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