ワルファリンKの効能・用量・副作用など

ワルファリンKの基本情報

本剤は,肝臓で血液凝固因子の一つプロトロンビンが生成されるのを抑制することにより,血液凝固作用を著しく阻害します。
この薬は使い方がむずかしいので,処方医の指示にきちんと従うことが大切です。特に,他の薬剤を服用しているときは,そのことを処方医に必ず伝えてください。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 血液凝固を防ぐ薬>ワルファリンカリウム>ワルファリンカリウム
形状 細粒剤
製造販売会社 日新
保険薬価 細粒剤0.2% 1g 8.90円
同じ分類の薬 先発薬: ワーファリン  ワルファリンカリウム  ワーリン  ワルファリンK   

ワルファリンKの効果・効能

血栓塞栓症(静脈血栓症,心筋梗塞症,肺塞栓症,脳塞栓症,緩徐に進行する脳血栓症など)の治療および予防

ワルファリンKの用法・用量

処方医の指示通りに服用。

ワルファリンKの使用上の注意と副作用

警告

 本剤と抗がん薬カペシタビンカペシタビンほかとの併用で,本剤の作用が強まって出血がおこり,死亡に至ったとの報告があります。併用する場合は,定期的に血液凝固時間の検査を受けてください。

基本的注意

*ワルファリンカリウム(ワーファリン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……出血している人(血小板減少性紫斑病,血管障害による出血傾向,血友病その他の血液凝固障害,月経期間中,手術時,消化管潰瘍,尿路出血,喀血,流早産・分娩直後など性器出血を伴う妊産褥婦,頭蓋内出血の疑いのある人など)/出血する可能性のある人(内臓腫瘍,消化管の憩室炎,大腸炎,亜急性細菌性心内膜炎,重症高血圧症,重症糖尿病など)/重い肝機能障害・腎機能障害/中枢神経系の手術または外傷後日の浅い人/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人/骨粗鬆症(こつそしょうしょう)治療用ビタミンK₂製剤(メナテトレノンメナテトレノン(ビタミンK₂))の服用中/イグラチモドその他のディーマード(DMARD)製剤の服用中
(2)慎重に服用すべき場合……肝炎,下痢,脂肪の吸収不全,慢性アルコール中毒,うっ血性心不全,敗血症,遷延性低血圧症,新生児のビタミンK欠乏時/ビタミンK摂取時/悪性腫瘍/甲状腺機能亢進症・低下症/産褥婦,新生児
(3)指示を厳守……本剤は,必ず指示されたとおりに服用してください。服用を忘れたときの対応の仕方なども,処方医から伝えられます。また,他院や他科を受診するときは,本剤の服用を医師,歯科医師,薬剤師に知らせてください。
(4)抗凝血薬療法手帳……本剤の服用者には,患者用説明書,患者携帯用の抗凝血薬療法手帳があります。これをもらい,常に携帯していてください。
(5)急な服用中止……服用を急に中止すると,血栓が生じるおそれがあります。自己判断で服用を中止しないでください。
(6)定期検査……本剤に対する感受性は個人差が大きく,同じ人でも変化することがあります。定期的に,プロトロンビン時間測定,トロンボテストなどの血液凝固能検査などを,特に服用の初期には,繰り返し受ける必要があります。
(7)仕事……服用中は,傷を受けやすい仕事には従事しないようにしてください。
(8)手術・抜歯……服用中に手術や抜歯をすることになったら,事前に処方医に相談してください。
(9)妊娠の可能性……本剤の服用によって,胎児の出血傾向に伴う死亡,分娩時の母体の異常出血などがおこることがあります。妊娠する可能性のある人は,処方医とよく相談し,納得がいった場合のみ服用してください。
(10)飲食物……服用中は,納豆,クロレラ食品,セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品の摂取を控えてください。併用すると本剤の作用を弱めることがあります。
(11)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・新生児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)脳出血などの臓器内出血,粘膜出血,皮下出血。(2)(服用早期に)皮膚の壊死。(3)肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

ワルファリンK - PC

PCX  説明(別ウィンドウ表示)

ワルファリンKに効果効能が似た薬

ワルファリンKが気になる人向けのコラム

エコノミークラス症候群、4つの予防法|こんなタイプの人は特に注意!

旅行や帰省などで長時間乗り物に乗るとき気をつけたいのが「ロングフライト血栓症」(深部静脈血栓症・肺血栓塞栓症)。同じ姿勢で長時間座っていることで、脚の静脈に血栓(血のかたまり)ができ、それが血流に乗って肺まで運ばれ、肺動脈を詰まらせる病気... 続きを読む

脳内から変えるハッピー脳ダイエット

ハッピー脳
ハッピー脳ダイエットをご存知でしょうか。
ハッピー脳ダイエットは、モデルの仁香さんが提唱したダイエット法です。
仁香さんは、ファッション雑誌で活躍する人気モデルですが、そんな仁香さんも、ストレスからものすごく太ってしまっ... 続きを読む

低用量ピルの活用法は避妊以外にもある-副作用と注意点

低用量ピルといえば、「低用量経口避妊薬」のこと。その名のとおり、正しく服用すればほぼ100%の避妊効果が期待できるため、望まない妊娠を防ぐのに非常に有効な薬です。
しかも、低用量ピルの効果はそれだけではありません。多くの女性が悩まされ... 続きを読む

冬は足がむくみやすい? むくみを上手に予防する6つのポイント

脚の向うずねを指で押したら、押した跡がへこんだままなかなか元に戻らなかった、という経験はありませんか。あるいはブーツで出勤して社内ではサンダルなどにはき替え、退社時にブーツをはこうとしたらきつくてはきにくかったり、ファスナーを閉じられなか... 続きを読む

あなたの爪は健康ですか? われやすい・もろい爪はSOSのサイン

昔から「爪は健康のバロメーター」といわれてきました。それは、なぜなのでしょう。
爪は皮膚の角質層が変化したもので、ケラチンというタンパク質でできています。爪の色は血液の状態を反映し、健康な爪は薄いピンク色で、表面も触るとなめらかです。 ... 続きを読む