プレトモールの効能・用量・副作用など

プレトモールの基本情報

血小板凝集を抑制する作用と,末梢血管を拡張する作用を併せ持っています。アメリカでの適応症は間欠性跛行(はこう)のみで,日本のように広範囲な症状へは処方されていません。
間欠性跛行とは,歩いていると痛みやしびれで歩けなくなり,しばらく休むとまた歩けるようになることを繰り返す症状です。慢性動脈硬化症や腰部脊柱管狭窄症などによる下肢や腰部の血行障害が原因となっておこります。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 血液凝固を防ぐ薬>シロスタゾール>シロスタゾール
形状 錠剤
製造販売会社 旭化成
保険薬価 錠剤50mg 1錠 28.40円
錠剤100mg 1錠 53.50円
同じ分類の薬 先発薬: プレタール    ジェネリック薬: ホルダゾール  シロシナミン  ファンテゾール  シロスレット内服ゼリー 

プレトモールの効果・効能

慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍・疼痛・冷感などの虚血性諸症状の改善/脳梗塞(心原性脳塞栓症を除く)発症後の再発抑制

プレトモールの用法・用量

1回100mgを1日2回。

プレトモールの使用上の注意と副作用

警告

 本剤を服用すると脈拍が増加し,狭心症がおこることがあります。

基本的注意

*シロスタゾール(プレタール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……出血している人(血友病,毛細血管脆弱(ぜいじゃく)症,頭蓋内出血,消化管出血,尿路出血,喀血,硝子体出血など)/うっ血性心不全/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……抗凝血薬(ワルファリンカリウムワルファリンカリウムなど)・抗血小板薬(アスピリンアスピリン小用量アスピリン(血栓防止用),チクロピジン塩酸塩チクロピジン塩酸塩,クロピドグレル硫酸塩クロピドグレルなど)・血栓溶解薬(ウロキナーゼ,アルテプラーゼなど)・プロスタグランジンE₁製剤およびその誘導体(アルプロスタジル,リマプロストアルファデクスリマプロストアルファデクスなど)の服用中/月経期間中/出血傾向ならびにその素因がある人/冠動脈狭窄を合併している人/糖尿病,耐糖能異常/重い肝機能障害/腎機能障害/持続して血圧が上昇している高血圧(悪性高血圧など)
(3)血圧の管理……高血圧が持続している人が服用するときは,十分な血圧のコントロールを行う必要があります。
(4)外国での報告……本剤はPDE3阻害作用のある薬剤です。海外で,この作用のある薬剤(ミルリノン,ベスナリノン)は,うっ血性心不全(NYHA分類Ⅲ~Ⅳ)の人を対象にしたプラセボ(偽薬)対照長期比較試験で,生存率がプラセボより低かったとの報告があります。
(5)糖尿病の発症……脳梗塞再発抑制効果を検討する試験で,本剤群に糖尿病の発症例および悪化例が多くみられたとの報告があります。
(6)グレープフルーツジュース……本剤の作用が強まるおそれがあるので,本剤とグレープフルーツジュースを同時にのまないでください。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)うっ血性心不全,心筋梗塞,狭心症,心室頻拍。(2)脳・眼底・肺・消化管・鼻などからの出血。(3)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。(4)汎血球減少症,無顆粒球症,血小板減少。(5)黄疸,肝機能障害。(6)急性腎不全。(7)胃・十二指腸潰瘍。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

プレトモール - PC

PCC  説明(別ウィンドウ表示)

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