プラザキサの効能・用量・副作用など

プラザキサの基本情報

プラザキサカプセル110mg

プラザキサカプセル110mg

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心房細動患者における脳卒中発症抑制を適応とする経口抗凝固薬としては、日本では約50年ぶりに承認された薬剤です。血液が凝固する過程の最終段階で働くトロンビン(タンパク質分解酵素)の活性を特異的に阻害する,新しい作用機序の薬剤です。
従来からの標準治療薬であるワルファリンカリウムワルファリンカリウムは,定期的な血液検査(その結果のプロトロンビン時間の数値による用量調節)の必要があること,またビタミンKを含む食物(納豆など)との相互作用があるなど,使い方の難しい薬剤ですが,本剤にはこういったことはなく,使いやすくなっています。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 血液凝固を防ぐ薬>ダビガトラン>ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩
形状 カプセル剤
製造販売会社 ベーリンガー
保険薬価 カプセル剤75mg 1カプセル 136.40円
カプセル剤110mg 1カプセル 239.30円

プラザキサの効果・効能

非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制(ただし,人工心臓弁置換術後の抗凝固療法には使用しないこと)

プラザキサの用法・用量

1回150mgを1日2回。1回量を110mgに減量することもある。

プラザキサの使用上の注意と副作用

警告

 本剤の服用により,消化管出血などの出血による死亡例が認められています。本剤服用中は,血液凝固に関する検査だけでなく,出血や貧血などの徴候の検査を受けてください。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/透析患者を含む高度の腎障害/出血症状・出血性素因・止血障害/臨床的に問題となる出血リスクのある器質的病変(6カ月以内の出血性脳卒中を含む)/イトラコナゾール(経口剤) 深在性真菌治療薬の服用中/脊椎・硬膜外カテーテルを留置している人および抜去後1時間以内の人
(2)慎重に服用すべき場合……中等度の腎障害/P-糖タンパク阻害薬(経口剤)を併用中/消化管出血および上部消化管の潰瘍の前歴/出血の危険性が高い人/高齢者
(3)出血の危険性……本剤を服用すると,全身のさまざまな部位に出血することがあります。出血や貧血,血便などがみられたら,すぐに処方医に連絡してください。
(4)飲み忘れ……自己判断で本剤の服用を中止しないでください。飲み忘れた場合は,同日中にできるだけ早く1回量を服用するとともに,次の服用まで6時間以上空けます。出血の危険性が増すので,決して一度に2回量を服用しないでください。
(5)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……一緒に摂取すると本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので,本剤の服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)頭蓋内出血,消化管出血。(2)間質性肺炎(せき,呼吸困難,発熱,肺音の異常など)。(3)アナフィラキシー(じん麻疹,顔面腫脹,呼吸困難など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

プラザキサ - PC

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