カルボシステインシロップの効能・用量・副作用など

カルボシステインシロップの基本情報

気道の粘液の分泌をさかんにさせると同時に,たんや膿(うみ)の成分であるムコ多糖類を細断することにより,たんの切れをよくするといわれています。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 痰の切れをよくする薬>システイン誘導体>カルボシステイン
形状 シロップ剤
製造販売会社 東和
保険薬価 シロップ剤5% 1mL(小児用) 2.60円
同じ分類の薬 先発薬: チスタニン  ペクタイト  ムコダイン  ムコダインDS    ジェネリック薬: ゼオチン 

カルボシステインシロップの効果・効能

[L-エチルシステイン塩酸塩]急性・慢性気管支炎,肺結核のたんの除去/手術後の喀痰喀出困難/慢性副鼻腔炎の排膿
[L-メチルシステイン塩酸塩]感冒,気管支ぜんそく,急性・慢性気管支炎,気管支拡張症,肺結核,上気道炎(咽頭炎,喉頭炎),けい肺のたんの除去/慢性副鼻腔炎の排膿
[カルボシステイン]上気道炎(咽頭炎、喉頭炎),気管支ぜんそく,急性・慢性気管支炎,気管支拡張症,肺結核のたんの除去/慢性副鼻腔炎の排膿
[フドステイン]気管支ぜんそく,慢性気管支炎,気管支拡張症,肺結核,じん肺症,肺気腫,非定型抗酸菌症,びまん性汎細気管支炎のたんの除去

カルボシステインシロップの用法・用量

1回500mg(細粒剤・ドライシロップは1g)を1日3回。幼・小児は処方医の指示通りに服用。

カルボシステインシロップの使用上の注意と副作用

基本的注意

*L-エチルシステイン塩酸塩(チスタニン),L-メチルシステイン塩酸塩(ペクタイト),カルボシステイン(ムコダイン,DS),フドステイン(クリアナール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……[L-メチルシステイン塩酸塩,カルボシステイン]本剤に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害,心機能障害
(3)服用法……[L-エチルシステイン塩酸塩,L-メチルシステイン塩酸塩]本剤は腸で溶けて吸収されるように工夫されている(腸溶剤)ので,噛まずに服用してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:[カルボシステイン]未確立。原則として服用しない。[フドステイン]未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:[フドステイン]服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:[フドステイン]未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[カルボシステイン,フドステイン](1)肝機能障害,黄疸。
[カルボシステイン](2)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(3)ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,むくみ,じん麻疹など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。