テオフィリン徐放ドライシロップ小児用の効能・用量・副作用など

テオフィリン徐放ドライシロップ小児用の基本情報

カフェインに構造式が似ている化合物をキサンチン系薬剤カフェイン誘導体の強心薬といいます。本剤はそのうちの一つで,気管支筋のけいれんを弱める作用があるため,せき止めとして使われます。
なお,アプネカット経口液は未熟児無呼吸発作において特殊な使い方をするテオフィリン製剤です。ここでは,それ以外の製剤について解説しています。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 ぜんそくの薬>テオフィリン>テオフィリン
形状 ドライシロップ剤
製造販売会社 日医工
保険薬価 ドライシロップ剤20% 1g 38.00円
同じ分類の薬 先発薬: テオロング  テオドール  ユニコン    ジェネリック薬: テルバンスDS  チルミン 

テオフィリン徐放ドライシロップ小児用の効果・効能

[アプネカットを除く製剤の適応症]気管支ぜんそく,ぜんそく様気管支炎,慢性気管支炎,肺気腫
[アプネカットの適応症]早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)

テオフィリン徐放ドライシロップ小児用の用法・用量

成人は1回200mgを1日2回。気管支ぜんそくの場合は1回400mgを1日1回(就寝前)も可(テオロングを除く)。ユニコン・ユニフィルLA・テオフィリン徐放U錠,テオフルマートLの場合は1日1回400mg。小児は1回100~200mg(ドライシロップは20~40mg/kg〈体重〉)を1日2回。 アプネカットの場合は,初回4~6mg/kg(体重)(液剤1~1.5mL/kg),維持量1日2~6mg/kgを2~3回に分けて服用。

テオフィリン徐放ドライシロップ小児用の使用上の注意と副作用

基本的注意

*テオフィリン(ユニフィルLA,テオドール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤または他のキサンチン系薬剤カフェイン誘導体の強心薬による重い副作用の前歴
(2)慎重に服用すべき場合……てんかん/甲状腺機能亢進症/急性腎炎/うっ血性心不全/肝機能障害/妊婦または妊娠している可能性のある人,産婦,授乳婦/小児,高齢者
(3)服用法……徐放性製剤は,水とともに噛まずに服用してください。
(4)白色物質……便の中に本剤由来の白色物質がみられることがあります。
(5)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……併用すると,本剤の血中濃度が低下するおそれがあります。服用中はこれらの含有食品を摂取しないでください。
(6)たばこ……喫煙により本剤の血中濃度が低下します。また,禁煙により血中濃度が上昇し,テオフィリンの中毒症状を引きおこすことがあります。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)けいれん,意識障害(せん妄,昏睡など),急性脳症。(2)横紋筋(おうもんきん)融解症(脱力感,筋肉痛,CKの上昇など)。(3)消化管出血(吐血,下血など)。(4)赤芽球癆(ろう),貧血。(5)アナフィラキシーショック(じん麻疹,蒼白,発汗,血圧低下,呼吸困難など)。(6)肝機能障害,黄疸。(7)頻呼吸,高血糖症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

テオフィリン徐放ドライシロップ小児用 - PC

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