ドンペリドンの効能・用量・副作用など

ドンペリドンの基本情報

ドンペリドンは,メトクロプラミドとは構造がまったく違いますが,ともに抗ドパミン作用のある薬剤です。脳の嘔吐中枢や消化器の運動をコントロールする神経に存在するドパミン受容体(D₂受容体)というタンパク質の働きを遮断して,嘔吐を抑えたり,胃腸の運動を活発にします。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 その他の胃腸薬>ドンペリドン>ドンペリドン
形状 錠剤
製造販売会社 テバ製薬
保険薬価 錠剤5mg 1錠 5.60円
錠剤10mg 1錠 5.60円
ドライシロップ剤1% 1g 6.70円
同じ分類の薬 先発薬: ナウゼリン    ジェネリック薬: ハドドリン  ドンペリン  ドンペリンDS  ドンペリドン 

ドンペリドンの効果・効能

以下の場合における消化器症状(悪心,嘔吐,食欲不振,腹部膨満,上腹部不快感,腹痛,胸やけ,げっぷ)→〈成人〉慢性胃炎,胃下垂症,胃切除後症候群/抗悪性腫瘍剤・レボドパ製剤服用時 〈小児〉周期性嘔吐症,上気道感染症/抗悪性腫瘍剤服用時

ドンペリドンの用法・用量

錠剤10mg(細粒剤・ドライシロップは1g),レボドパ製剤服用時は錠剤5~10mg(細粒剤・ドライシロップは0.5~1g)を1日3回。小児の場合は,処方医の指示通りに服用。

ドンペリドンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*ドンペリドン(ナウゼリン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/消化管出血・穿孔(せんこう),機械的イレウス(腸閉塞)のある人/プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害,腎機能障害/小児
(3)小児……服用によって錐体外路(すいたいがいろ)症状,意識障害,けいれんがおこることがあります。3歳以下の乳幼児は,7日以上の服用はしないでください。また,脱水状態,発熱時などでは特に注意してください。
(4)突然死……外国で本剤による重い心室性不整脈,および突然死が報告されています。特に高用量を服用している人や高齢者ではリスクが高くなるので,異常を感じたら直ちに処方医へ連絡してください。
(5)危険作業に注意……本剤を服用すると,眠け,めまい,ふらつきなどをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック,アナフィラキシー様症状(発疹,呼吸困難,顔面浮腫など)。(2)錐体外路症状(眼球が側方に寄る,ふるえ,筋硬直など)。(3)意識障害,けいれん。(4)肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

ドンペリドンに効果効能が似た薬

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