ジアノイナミンの効能・用量・副作用など

ジアノイナミンの基本情報

日本では,ビタミンB₁が治療薬としてもてはやされた時期がありました。しかし現在では,ビタミンB₁欠乏症や特別な場合(妊婦や重労働時)以外は,それほど重要な意味はなく,健康保険での給付を中止することもしばしば検討されています。
上記の処方目的(適応症)のうち,(5)は再評価で「効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきではない」とのコメントがついています。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 水溶性ビタミン剤>ビタミンB₁>チアミンジスルフィド
形状 錠剤
製造販売会社 鶴原
保険薬価 錠剤10mg 1錠 5.00円
同じ分類の薬 先発薬: ジセタミン  ノイビタ  ベストン  アリナミンF    ジェネリック薬: ビタファントF 

ジアノイナミンの効果・効能

(1)ビタミンB₁欠乏症/(2)ビタミンB₁の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な場合→消耗性疾患・甲状腺機能亢進症・妊産婦・授乳婦・激しい肉体労働時/(3)ウェルニッケ脳症/(4)脚気衝心(かっけしょうしん)/(5)以下の疾患のうち,ビタミンB₁の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合→神経痛,筋肉痛・関節痛,末梢神経炎・末梢神経麻痺,心筋代謝障害,便秘などの胃腸運動機能障害
[チアミンジスルフィド,フルスルチアミン塩酸塩のみの適応症]術後腸管麻痺

ジアノイナミンの用法・用量

1回10mgを1日1~3回。

ジアノイナミンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*チアミンジスルフィド(ジアノイナミン),フルスルチアミン塩酸塩(アリナミンF)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……[チアミンジスルフィド]本剤に対するアレルギーの前歴

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。