メチルエルゴメトリンの効能・用量・副作用など

メチルエルゴメトリンの基本情報

バッカクアルカロイドジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩の一種で,選択的に妊娠時の子宮筋を収縮させます。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 その他の婦人科の薬>メチルエルゴメトリンマレイン酸塩>メチルエルゴメトリンマレイン酸塩
形状 錠剤
製造販売会社 あすか=武田
保険薬価 錠剤0.125mg 1錠 9.90円
同じ分類の薬 先発薬: メテルギン  パルタンM  メチルエルゴメトリンマレイン酸塩   

メチルエルゴメトリンの効果・効能

子宮収縮の促進,子宮出血の予防・治療のため次の場合に使用→胎盤娩出後,子宮復古不全,流産,人工妊娠中絶

メチルエルゴメトリンの用法・用量

1回0.125~0.25mg(1~2錠)を1日2~4回。

メチルエルゴメトリンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(メテルギン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……児頭娩出前/本剤の成分またはバッカクアルカロイドに対するアレルギーの前歴/重い虚血性心疾患またはその前歴/敗血症/5HT1B/1D受容体作動薬(スマトリプタンコハク酸塩,ゾルミトリプタン,エレトリプタン臭化水素酸塩,リザトリプタン安息香酸塩),エルゴタミン,ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩,HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビル,インジナビル硫酸塩エタノール付加物,ネルフィナビルメシル酸塩,サキナビルメシル酸塩,アタザナビル硫酸塩,ホスアンプレナビルカルシウム水和物,ダルナビルエタノール付加物),エファビレンツ,アゾール系真菌治療薬(イトラコナゾール,ボリコナゾール),テラプレビルの服用中/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……高血圧症,妊娠高血圧症候群,子癇(しかん)(意識喪失,けいれんなど)/心疾患/閉塞性血管障害/肝疾患/腎疾患
(3)グレープフルーツジュース……併用すると本剤の血中濃度を低下させて作用を弱めることがあるので,服用中はグレープフルーツジュースを避けてください。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)心筋梗塞,狭心症,冠動脈れん縮,房室ブロック。(2)アナフィラキシー様症状(呼吸困難,血管浮腫,じん麻疹,かゆみなど)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

メチルエルゴメトリンが気になる人向けのコラム

プラセンタ

プラセンタとは、英語で哺乳類の胎盤のこと。胎盤には、妊娠中、へその緒を通じて母体から胎児に栄養や酸素を供給する働きがあります。分娩後は役割を終え、体外へ排出されることに。
胎盤の成分を含む羊水は、その美肌効果でクレオパトラ、楊貴妃といっ... 続きを読む

流産を何度も繰り返すのは不育症かも-不育症は治る?治療法は

妊娠はしても、流産や死産をくり返して、赤ちゃんの誕生に恵まれない状態を不育症といいます。流産は珍しいことではなく、1回の妊娠につき、妊娠した人全体の約15%は流産を経験しているといわれています。流産率は女性の加齢とともに高まり、35歳で約... 続きを読む

過多月経の新しい治療法-子宮摘出をしない『MEA』とは

過多月経とは、月経の出血量が異常に多く、貧血を起こしたり、外出や仕事など生活に支障をきたす状態をいいます。実際には、患者さんが「月経量が多い」と訴え、そのために「全身がだるい」「動悸や息切れがする」などの自覚症状があり、検査で貧血と血色素... 続きを読む

女性の下腹部の痛みは子宮と卵巣の病気の可能性が-早めの検診を

女性の場合、下腹部が痛むときは、大腸などの消化器の異常とは別に、子宮や卵巣などの異常も疑う必要があります。なかでも、子宮筋腫は婦人科の腫瘍のなかでは最も多い病気で、30~40歳代の3人に1人の割合でみられます。
子宮筋腫は、女性ホルモ... 続きを読む

女性のライフスタイルの変化と共に進化する婦人科検診

かつて日本女性は、15歳くらいで月経が始まり、18歳で結婚し、その1年後には子どもを出産するといったことも、それほどめずらしくありませんでした。ところが現代では、食生活が豊かになり、栄養状態が向上したことから、初潮年齢も平均12歳とかなり... 続きを読む