ケトチフェンの効能・用量・副作用など

ケトチフェンの基本情報

抗ヒスタミン薬は,第一世代と第二世代に分類され,本剤は1983年以降に発売された第二世代です。第一世代と比較して,眠けや口渇,胸やけなどの副作用が少ないとされています。
本剤は,アレルギー性鼻炎・皮膚疾患のほかに,気管支ぜんそくにも使われます。ぜんそく発作がおこる過程での化学伝達物質(ヒスタミンやSRS-A)の遊離を抑えて発作を予防するとされています。2008年にスイッチOTCとして市販されるようになりました。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む)>ケトチフェンフマル酸塩>ケトチフェンフマル酸塩
形状 カプセル剤
製造販売会社 日医工
保険薬価 カプセル剤1mg 1カプセル 5.80円
ドライシロップ剤0.1% 1g(小児用) 8.50円
同じ分類の薬 先発薬: ザジテン  ジキリオンシロップ    ジェネリック薬: ケトテン  サジフェン  サラチン 

ケトチフェンの効果・効能

アレルギー性鼻炎,湿疹・皮膚炎,じん麻疹,皮膚掻痒症/気管支ぜんそく

ケトチフェンの用法・用量

1回1mgを1日2回。小児の場合は,処方医の指示通りに服用。

ケトチフェンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*ケトチフェンフマル酸塩(ザジテン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/てんかんまたはその前歴
(2)慎重に服用すべき場合……てんかんを除くけいれん性疾患またはその前歴
(3)事前に伝達……本剤はアレルゲン皮内反応を抑制します。アレルゲン皮内反応検査を受ける人は,事前にその旨を医師に伝えてください。実施する3~5日前より服用が中止になります。
(4)服用目的……本剤は,気管支ぜんそくにも使われます。ただし,気管支拡張薬や全身性ステロイド薬などと異なり,すでにおこっている気管支ぜんそく発作を速やかに抑える薬ではありません。
(5)事前に伝達……本剤はアレルゲン皮内反応を抑制します。アレルゲン皮内反応検査を受ける人は,事前にその旨を医師に伝えてください。実施する3~5日前より服用が中止になります。
(6)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠けを催すおそれがあるので,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)けいれん,興奮。(2)肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。