アストプチンの効能・用量・副作用など

アストプチンの基本情報

本剤は,アレルギー反応に関与する生理活性物質のロイコトリエンに対する拮抗作用があるという報告もありますが,確定したものではありません。ヒスタミンH₁受容体に対する遮断作用(抗ヒスタミン作用)は認められています。
アゼラスチン塩酸塩,エピナスチン塩酸塩は気管支ぜんそくにも使われます。この両薬とケトチフェンフマル酸塩ケトチフェンフマル酸塩との二重盲検試験では,改善度,安全性,有用度に有意差はないと報告されています。なお,ケトチフェンフマル酸塩と同様,この両薬もぜんそく発作をその場で抑える薬剤ではありません。
エピナスチン塩酸塩は,2012年に第一類医薬品のOTC薬(アレルギー専用鼻炎薬)として発売されました。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む)>アゼラスチン塩酸塩ほか>アゼラスチン塩酸塩
形状 錠剤
製造販売会社 鶴原
保険薬価 錠剤0.5mg 1錠 5.60円
同じ分類の薬 先発薬: アゼプチン  レミカット    ジェネリック薬: アドメッセン  アストプチン  ラスプジン 

アストプチンの効果・効能

[アゼラスチン塩酸塩の適応症]アレルギー性鼻炎,じん麻疹,湿疹・皮膚炎,アトピー性皮膚炎,皮膚掻痒症,痒疹/気管支ぜんそく
[エピナスチン塩酸塩の適応症]アレルギー性鼻炎,じん麻疹,湿疹・皮膚炎,皮膚掻痒症,痒疹,かゆみを伴う尋常性乾癬/気管支ぜんそく
[エメダスチンフマル酸塩の適応症]アレルギー性鼻炎,じん麻疹,湿疹・皮膚炎,皮膚掻痒症,痒疹
[ベポタスチンベシル酸塩の適応症]アレルギー性鼻炎,じん麻疹,皮膚疾患に伴うかゆみ(湿疹・皮膚炎,痒疹,皮膚掻痒症)

アストプチンの用法・用量

1回2mg(顆粒剤は1g)を1日2回。気管支ぜんそくの場合は,1回1mgを1日2回。

アストプチンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*エピナスチン塩酸塩(アレジオン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害またはその前歴
(3)服用目的……本剤は,気管支ぜんそくにも使われます。ただし,気管支拡張薬や全身性ステロイド薬などと異なり,すでにおこっている気管支ぜんそく発作を速やかに抑える薬ではありません。
(4)季節性アレルギー疾患……本剤(錠剤)を季節性アレルギー性疾患の人が服用するときは,発作の出やすい季節の直前から服用を開始し,その季節が終了するまで続ける必要があります。
(5)危険作業に注意……本剤を服用すると,眠けを催すことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)肝機能障害,黄疸。(2)血小板減少。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

アストプチン - PC

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