タミフルの効能・用量・副作用など

タミフルの基本情報

タミフルカプセル75mg

タミフルカプセル75mg

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2009年は,豚由来の新型インフルエンザがWHO(世界保健機関)によって,世界的流行(パンデミック)と認定されましたが,日本の国家としての対応は初期対応もワクチンに関してもスマートなものとはいえませんでした。医療機関等に在庫として大量に残ってしまったワクチンはどうなったのか,気にかかるところです。
タミフルに関しては,小児用のドライシロップ製剤が底をつき,薬局に対して大人用のカプセルを加工して小児への処方に対応するように指示が出たほどでした。前のシーズンで,Aソ連型のウイルスでは大半がタミフル耐性を獲得していたことが判明していましたが,幸いなことに新型インフルエンザでは耐性ウイルスはまだ単発的に見出される程度ですみました。
それでも,「次」と考えられている鳥インフルエンザへの対応の観点からも,節度ある使用が求められます。また,因果関係は不明とされている異常行動との関連についても納得のいく説明が求められます。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 抗ウイルス薬>オセルタミビルリン酸塩>オセルタミビルリン酸塩
形状 カプセル剤
製造販売会社 中外
保険薬価 カプセル剤75mg 1カプセル 317.90円
ドライシロップ剤3% 1g 244.00円

タミフルの効果・効能

A型またはB型インフルエンザウイルス感染症およびその予防

タミフルの用法・用量

1回75mg(ドライシロップは2.5g)を1日2回,5日間。感染症予防の場合は,1日1回75mgを7~10日間。小児は処方医の指示通りに服用。

タミフルの使用上の注意と副作用

警告

(1)服用後の異常行動との関係が疑われています。原則として10歳以上の未成年者には使用しません。10歳未満の患者では,少なくとも2日間は患者を一人にしないよう保護者が見守る必要があります。
(2)インフルエンザウイルス感染症の予防の基本はワクチン療法であり,本剤の予防のための服用はワクチン療法に変わるものではありません。服用にあたっては,慎重に検討することが必要です。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……重い腎機能障害
(3)服用目的……(1)本剤を予防に用いる場合は,原則として,インフルエンザウイルス感染症を発症している人と一緒に住んでいる以下の人を対象とします→65歳以上の高齢者,慢性呼吸器疾患または慢性心疾患をもっている人,糖尿病などの代謝性疾患のある人,腎機能障害のある人。(2)本剤は,A型・B型インフルエンザウイルス感染症以外の感染症には効果がありません。
(4)服用法……(1)本剤は,インフルエンザ発症後できるだけ早く服用する必要があります。発症後48時間以上たってからの服用開始では有効性を裏づけるデータはありません。(2)成人で腎機能障害がある人は,服用量を減らす必要があるので,服用前にその旨を処方医に伝えてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・1歳未満での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック,アナフィラキシー(じん麻疹,顔面・喉頭浮腫,呼吸困難,血圧低下など)。(2)劇症肝炎,肝機能障害,黄疸。(3)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(4)急性腎不全。(5)白血球減少症,血小板減少。(6)肺炎。(7)精神・神経症状(意識障害,異常行動,せん妄,幻覚,妄想,けいれんなど)。(8)出血性大腸炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

タミフル - PC

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