ロンサーフ配合錠T20の効能・用量・副作用など

ロンサーフ配合錠T20の基本情報

本剤は,トリフルリジンとチピラシル塩酸塩を配合した新規の経口ヌクレオシド系抗悪性腫瘍薬です。 トリフルリジンは抗がん活性成分で,直接DNAに取り込まれてDNA機能障害をおこすことで抗腫瘍効果を示すと考えられています。チピラシル塩酸塩はトリフルリジンの分解酵素であるチミジンホスホリラーゼを特異的に阻害することにより,トリフルリジンの作用を強める働きをします。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 代謝拮抗薬>トリフルリジン>トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤
形状 錠剤
製造販売会社 大鵬
保険薬価 錠剤20mg 1錠 3,340.90円
同じ分類の薬 先発薬: ロンサーフ配合錠T15   

ロンサーフ配合錠T20の効果・効能

治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん(標準的な治療が困難な場合に限る)

ロンサーフ配合錠T20の使用上の注意と副作用

警告

(1)本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分に対応できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識・経験をもつ医師のもと,本療法が適切と判断される人にのみ実施されるべき治療です。また,治療に先立ち,医師からその有効性,危険性の十分な説明を受け,患者および家族が納得・同意したのち使用を開始しなければなりません。
(2)フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍薬,これらの薬剤との併用療法(ホリナート・テガフール・ウラシル療法など),抗真菌薬フルシトシンまたは葉酸代謝拮抗薬(メトトレキサート,ペメトレキセドナトリウム水和物)との併用により,重い骨髄抑制などの副作用が発現するおそれがあるので十分な注意が必要です。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……骨髄抑制のある人/感染症の合併/腎機能障害/中等度・重度の肝機能障害/高齢者
(3)服用法……本剤は朝食後と夕食後の1日2回服用します。本剤を空腹時に服用すると,食後と比較してトリフルリジンの作用が強まるので空腹時に服用しないでください。
(4)頻回に検査……本剤の服用により骨髄機能が抑制され,感染症などの重い副作用が増悪または現れることがあるので,頻回に血液検査などを受ける必要があります。
(5)性腺への影響……生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(6)その他……
・授乳婦での安全性……服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性……未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)骨髄抑制(白血球減少,好中球減少,リンパ球減少,貧血,血小板減少,発熱性好中球減少症など)。(2)感染症(敗血症,肺炎など)。(3)間質性肺疾患(せき,呼吸困難,発熱など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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