硫酸ゲンタマイシン点眼液の効能・用量・副作用など

硫酸ゲンタマイシン点眼液の基本情報

抗生物質の点眼薬は細菌性の眼科感染症に用います。耐性菌の発現などを防ぐため,指示通りの用法,用量,治療期間を守る必要があります。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 感染症に用いる点眼薬>眼科用抗生物質>ゲンタマイシン硫酸塩
形状 液剤
製造販売会社 日東メディック
保険薬価 液剤3mg 1mL 17.90円
同じ分類の薬 先発薬: トブラシン点眼液    ジェネリック薬: ゲンタロール点眼液  リフタマイシン点眼液  オフサロン点眼液  コリナコール点眼液 

硫酸ゲンタマイシン点眼液の効果・効能

眼瞼炎,涙のう炎,麦粒腫,結膜炎,瞼板腺炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む)など
[セフメノキシム塩酸塩,コリスチンメタンスホン酸ナトリウム・クロラムフェニコール配合剤のみの適応症]眼科周術期の無菌化療法

硫酸ゲンタマイシン点眼液の使用上の注意と副作用

基本的注意

*セフメノキシム塩酸塩(ベストロン点眼用)ほかの添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分または同系列の薬剤に対するアレルギーの前歴/[セフメノキシム塩酸塩,バンコマイシン塩酸塩]本剤の成分によるショックの前歴
(2)その他……
[セフメノキシム塩酸塩,コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム・クロラムフェニコール配合剤]
・低出生体重児,新生児,乳児に対する安全性:未確立。
[バンコマイシン塩酸塩]
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:原則として使用しない。やむを得ず使用するときは授乳を中止。
・低出生体重児,新生児~小児に対する安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[クロラムフェニコール,コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム・クロラムフェニコール配合剤](1)(長期投与後)骨髄形成不全が認められたとの報告があるので,長期連用を避けること。
[セフメノキシム塩酸塩](2)ショック(不快感,口内異常感,喘鳴(ぜんめい),めまい,便意,耳鳴,発汗など)。
[バンコマイシン塩酸塩](3)ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,全身潮紅,浮腫など)。(4)びらんなどの角膜上皮障害。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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