ベトプティックエス懸濁性点眼液の効能・用量・副作用など

ベトプティックエス懸濁性点眼液の基本情報

カルテオロール塩酸塩,チモロールマレイン酸塩,ニプラジロール,レボブノロール塩酸塩,ベタキソロール塩酸塩の5成分はベーター・ブロッカーです。ブナゾシン塩酸塩はα₁(アルファワン)ブロッカー交感神経アルファ遮断薬です。参考:内服のベーター・ブロッカー(カルテオロール塩酸塩ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの),ニプラジロールベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)など)を参考にしてください。
なお,ベタキソロール塩酸塩のみは「妊婦または妊娠している可能性のある人」では禁忌 (使用してはいけない)ですので注意してください。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 緑内障の薬>交感神経遮断薬>ベタキソロール塩酸塩
形状 液剤
製造販売会社 アルコン
保険薬価 液剤0.5% 1mL 376.30円
同じ分類の薬 先発薬: ミケラン点眼液  リズモンTG点眼液    ジェネリック薬: ブロキレート点眼液  カルテオロール点眼液T  リズモン点眼液 

ベトプティックエス懸濁性点眼液の効果・効能

緑内障,高眼圧症

ベトプティックエス懸濁性点眼液の使用上の注意と副作用

基本的注意

*ブナゾシン塩酸塩(デタントール点眼液),カルテオロール塩酸塩(ミケラン点眼液),チモロールマレイン酸塩(チモプトール点眼液)などの添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
[カルテオロール塩酸塩,レボブノロール塩酸塩,ニプラジロール,チモロールマレイン酸塩]コントロール不十分な心不全/洞性徐脈/房室ブロック(Ⅱ・Ⅲ度)/心原性ショック/気管支ぜんそく・気管支けいれんまたはその前歴/重い慢性閉塞性肺疾患
[ベタキソロール塩酸塩]コントロール不十分な心不全/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)使用法など……[ブナゾシン塩酸塩を除く]原則として横になって結膜のう内に点眼し,1~5分間まぶたを閉じていてください。その後,涙のう部を圧迫してから眼を開いてください。
[ブナゾシン塩酸塩]含水性ソフトコンタクトレンズ装用時は点眼を避けてください。
(3)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:原則として使用しない。やむを得ず使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[ブナゾシン塩酸塩を除く](1)ぜんそく発作。(2)失神。(3)房室ブロック,洞不全症候群,徐脈性不整脈,心不全,心停止など。(4)眼類天疱瘡(るいてんぽうそう)(結膜充血,角膜上皮障害,乾性角結膜炎,結膜萎縮,睫毛(しょうもう)内反,眼瞼眼球癒着など)。(5)気管支けいれん,呼吸困難,呼吸不全。(6)脳虚血,脳血管障害。(7)SLE(全身性エリテマトーデス)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

ベトプティックエス懸濁性点眼液が気になる人向けのコラム

40才になったら定期健診を!緑内障に注意

緑内障ってどんな病気?

ヒトがものを見ることができるのは、角膜・水晶体を通って網膜上で結んだ像の情報が眼球から脳に向かって延びている「視神経(ししんけい)」に入り、脳に色や形の情報を送るからです。伝わった情報が脳で画像として組み立て... 続きを読む

物が見えずらいのは緑内障かも? 早期発見に役立つ自己チェック法

最近、物が見えづらい、目がかすむ、文字の一部が欠けて見える、などといったことはありませんか?
もしあるとすれば、大変!
それは目の病気「緑内障」の、しかも症状が進んでしまっている状態かもしれません。
「リョクナイショウ」などと言われて... 続きを読む

妊娠中、夫のサポートが必要なとき-その2 旅行計画は慎重に

前回は、妊娠がわかったときに夫に知っておいてもらいたいことを7カ条にまとめて紹介しました。(「二人のための「イクメン」大作戦
1」)。今回は、その中の1~4カ条について、少し詳しく説明します。
そのときにならないと、なかなか実感できない... 続きを読む

ひどい近視は強度近視かも? 合併症による失明の危険も

目の働きはよくカメラにたとえられますが、外界から入ってきた光はレンズに当たる角膜と水晶体で屈折し、フィルムに当たる網膜で像を結びます。ピントが合って網膜上でぴたっと像が結び鮮明に見える目を「正視眼」といい、ピントが合うためには屈折力に加え... 続きを読む

急増するドライアイ患者-予防・改善のポイントは温度と湿度

「ドライアイには、涙の量が少なくなる涙液減少型と、涙が蒸発しやすい蒸発亢進型がありますが、圧倒的に多いのは後者の蒸発亢進型のほうです」と木下氏。
涙は下からムチン層、水層、油層の3層からなっており、一番外側の油層は涙の蒸発を防ぐバリアー... 続きを読む