デルモゾール軟膏の効能・用量・副作用など

デルモゾール軟膏の基本情報

副腎皮質ステロイド外用薬には強い抗炎症作用があり,炎症性の皮膚疾患に幅広く使用されます。炎症を抑える力により,ストロンゲストからウィークの5段階に区分されていますが,強力なものがよいというわけではありません。病状や使用部位に合わせて選択されます。
安易に長期使用すると,皮膚局所ばかりでなく全身的な副作用の恐れもあるので,長期に使い続けるという状況は正常なものではありません。治療が長期にわたる場合は,医師とじっくり相談して納得したうえで使用してください。ウィークからストロングの3段階の薬品は,OTC薬(大衆薬)としても市販されています。
この項では,以下の(3)を掲載しています。
(1)作用が最も強力(strongest)/(2)作用がかなり強力(very strong)/(3)作用が強力(strong)/(4)作用が中程度(medium)/(5)作用が弱い(weak)

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 湿疹・おでき類の薬>副腎皮質ステロイド外用薬(ストロング)>ベタメタゾン吉草酸エステル
形状 軟膏剤
製造販売会社 岩城
保険薬価 軟膏剤0.12% 1g 7.30円
同じ分類の薬 先発薬: メサデルム軟膏  メサデルムクリーム  メサデルムローション    ジェネリック薬: ノルコットクリーム  ベクトミラン軟膏 

デルモゾール軟膏の効果・効能

[デキサメタゾンプロピオン酸エステルの適応症]湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症,ビダール苔癬,日光皮膚炎を含む),痒疹群(じん麻疹様苔癬,ストロフルス,固定じん麻疹を含む),虫さされ,薬疹・中毒疹,乾癬,掌蹠(しょうせき)膿疱症,扁平紅色苔癬,紅皮症,慢性円板状エリテマトーデス,紅斑症(多形滲出性紅斑,ダリエ遠心性環状紅斑,遠心性丘疹性紅斑),毛孔性紅色粃糠疹(ひこうしん),特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑,シャンバーク病,紫斑性色素性苔癬様皮膚炎),肥厚性瘢痕(はんこん)・ケロイド,肉芽腫症(サルコイドーシス,環状肉芽腫),悪性リンパ腫(菌状息肉(そくにく)症を含む),アミロイド苔癬,斑状アミロイドージス,天疱瘡(てんぽうそう)群,家族性良性慢性天疱瘡,類天疱瘡,円形脱毛症
[デプロドンプロピオン酸エステルの適応症]湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症,ビダール苔癬,日光皮膚炎,皮脂欠乏性湿疹,脂漏性皮膚炎を含む),薬疹・中毒疹,虫さされ,痒疹群(じん麻疹様苔癬,ストロフルス,結節性痒疹(固定じん麻疹)を含む),乾癬,紅皮症,紅斑症(多形滲出性紅斑,ダリエ遠心性環状紅斑),ジベルばら色粃糠疹,掌蹠膿疱症,特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑,シャンバーグ病),円形脱毛症

デルモゾール軟膏の使用上の注意と副作用

基本的注意

*デキサメタゾンプロピオン酸エステル(メサデルム),デプロドンプロピオン酸エステル(エクラー)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症/鼓膜に穿孔(せんこう)のある湿疹性外耳道炎/潰瘍(ベーチェット病は除く),第2度深在性以上の熱傷・凍傷
[デプロドンプロピオン酸エステルのみ]動物性皮膚疾患(疥癬,けじらみなど)
(2)その他……
・妊婦での安全性:未確立。大量または長期にわたって使用しない。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[すべての製剤](1)(まぶたの皮膚への使用により)眼圧亢進,緑内障。(2)(大量または長期にわたる広範囲の使用,密封法(ODT)により)後のう白内障,緑内障など。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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