エポセリン坐剤の効能・用量・副作用など

エポセリン坐剤の基本情報

セフェム系の抗生物質で当初は注射製剤として開発されましたが,現在では小児用の坐剤のみが製造されています。参考:内服のセフェム系抗生物質セフェム系抗生物質を参考にしてください。

処方薬/市販薬 処方薬/先発品
分類 抗生物質の坐薬>セフチゾキシムナトリウム>セフチゾキシムナトリウム
形状 坐剤
製造販売会社 長生堂=日本ジェネリック
保険薬価 坐剤125mg 1個 238.20円
坐剤250mg 1個 321.70円

エポセリン坐剤の効果・効能

急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎
〔適応菌種〕レンサ球菌属,肺炎球菌,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ・メラニノジェニカ

エポセリン坐剤の使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分によるショックの前歴
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……本剤の成分またはセフェム系抗生物質に対するアレルギーの前歴
(3)慎重に使用すべき場合……ペニシリン系抗生物質に対するアレルギーの前歴/本人・両親・兄弟に気管支ぜんそく,発疹,じん麻疹などのアレルギー症状をおこしやすい体質を有する人/高度の腎機能障害/経口摂取の不良な人,非経口栄養の人,全身状態の悪い人
(4)使用法……本剤はできるだけ排便後に使用してください。
(5)その他……
・低出生体重児,新生児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック(不快感,口内異常感,喘鳴(ぜんめい),めまい,便意,耳鳴り,発汗など)。(2)アナフィラキシー様症状(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,じん麻疹など)。(3)汎血球減少,無顆粒球症,溶血性貧血,血小板減少。(4)肝機能障害。(5)急性腎不全などの重い腎機能障害。(6)偽膜性大腸炎などの血便を伴う重症の大腸炎。(7)間質性肺炎,PIE症候群(発熱,せき,呼吸困難など)。(8)他のセフェム系抗生物質で,皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(ライエル症候群)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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