グルカゴン注射用の効能・用量・副作用など

グルカゴン注射用の基本情報

本剤は肝臓に作用して血糖値を上げる作用があります。通常,低血糖時の救急処置として,自己注射するときに処方されます。本人および家族の方は,事前に注射のしかた,注射後の対処のしかた,低血糖に関する注意事項などの在宅自己注射教育を受けることが必要です。

処方薬/市販薬 処方薬/ジェネリック
分類 糖尿病の薬>グルカゴン注射薬>グルカゴン
形状 注射用剤
製造販売会社 富士製薬
保険薬価 注射用剤1U.S.P.単位1瓶    1,822.00円
同じ分類の薬 先発薬: グルカゴンGノボ注射用    ジェネリック薬: グルカゴン注射用 

グルカゴン注射用の効果・効能

低血糖時の救急処置/成長ホルモン分泌機能検査,インスリノーマの診断,肝糖原(肝型糖原病)検査,消化管のX線および内視鏡検査の前処置

グルカゴン注射用の用法・用量

[低血糖時の救急処置]通常,1U.S.P.単位(1瓶)を1mLの注射用水に溶解し,筋肉内または静脈内に注射する。

グルカゴン注射用の使用上の注意と副作用

基本的注意

*すべての製剤の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/褐色細胞腫
(2)慎重に使用すべき場合……糖尿病/肝硬変など肝臓の糖放出能が低下している肝疾患/糖原病Ⅰ型/心疾患のある高齢者
[グルカゴンGノボ注射用のみ]インスリノーマ
(3)筋肉内注射のしかた……筋肉内に注射するときは組織・神経などへの影響を避けるため,以下の点に注意します。(1)同一部位への反復注射は行わないこと。特に低出生体重児,新生児,乳児,幼児または小児には注意すること。(2)神経走行部位を避けること。(3)注射針を刺入したとき,激痛があったり,血液が逆流した場合には,直ちに針を抜き,部位を変えて注射すること。
(4)二次的な低血糖……本剤を投与すると,二次的な低血糖がおこることがあります。嘔吐,吐きけ,全身倦怠,傾眠,顔面蒼白,発汗,冷汗,冷感,意識障害などの異常が認められた場合には,直ちにブドウ糖,糖質を補給してください。
(5)血糖値の変動……糖尿病の人に本剤を投与すると,血糖コントロールに影響を及ぼすおそれがあります。血糖値の変動などに十分注意し,異常が認められたら直ちに処方医に連絡してください。
(6)危険作業に注意……低血糖に基づくめまい,ふらつき,意識障害をおこすことがあるので,高所作業,自動車の運転などの危険を伴う機械を操作する際には注意してください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:原則として使用しない。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

(1)ショック,アナフィラキシーショック(不快感,顔面蒼白,血圧低下など)。(2)低血糖(嘔吐,吐きけ,全身倦怠,傾眠,顔面蒼白,発汗,冷汗,冷感,意識障害など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

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