ミラクンSの効能・用量・副作用など

ミラクンSの特徴

本剤は,有効成分フェノトリン1.0%を含有し,希釈剤液化二酸化炭素を残量とする業務用殺虫剤です。容器内は液化高圧ガスで圧力が高いので,使用及び取扱いには十分に注意して下さい。

処方薬/市販薬 (OTC) 市販薬 (OTC)
分類 殺虫薬
形状 噴霧剤・噴射式エアゾール 
製造会社 日本液炭
販売会社
医薬品区分 一般用医薬品
リスク区分 第2類医薬品
同じ分類の薬 DDVP乳剤   DDVP油剤   アースシラミとりシャンプー   アーススミラブ発泡錠   アーススミラブ発泡錠05  



ミラクンSの効能・効果

○ハエ成虫,蚊成虫,ゴキブリ,ノミ,トコジラミ(ナンキンムシ),イエダニ及びマダニの駆除。
○屋内塵性ダニ類の増殖抑制及び駆除。

ミラクンSの用法・用量

○ハエ成虫及びカ成虫に対して1m3につき1gの割合で噴霧し,噴霧後30分間部屋を閉めておく。
(噴霧時間は,6畳(26m3)あたり口径0.5mmノズルで約4秒間,口径0.3mmノズルで約7秒間とする。)
○ゴキブリ,ノミ,トコジラミ(ナンキンムシ),イエダニ及びマダニに対して1m3につき10gの割合で噴霧し,噴霧後4時間部屋を閉めておく。
なお,単独使用の場合,効力不足のことがあるので,その場合は残留処理剤と兼用する。
(噴霧時間は,6畳(26m3)あたり口径0.5mmノズルで約37秒間,口径0.3mmノズルで約65秒間とする。)
○屋内塵性ダニ類に対して1m3につき5gの割合で噴霧し,噴霧後4時間部屋を閉めておく。
(噴霧時間は,6畳(26m3)あたり口径0.5mmノズルで約19秒間,口径0.3mmノズルで約33秒間とする。)
○蚊に直接噴霧する場合は,発生場所または生育場所に対して1m2につき1gの割合で噴霧する。この際,過剰な使用は避ける。
(用法関連注意)

ミラクンSの成分・分量

100g中
フェノトリン 1g
(添加物)
液化二酸化炭素

ミラクンSの使用上の注意と副作用

「注意 - 人体に使用しないこと」
してはいけないこと
1.人体に向かって噴霧しないこと。
2.噴霧薬剤を吸入しないこと。
3.入室後に換気をしないでそのまま放置しないこと。
■相談すること
1.アレルギー体質の人は,使用前に医師に相談すること。
2.噴霧中または噴霧後,万一体に異常が起きた場合は,すぐに本品がピレスロイド系の殺虫剤であることを医師に告げて診察を受ける。
その他の注意
1.使用に際しての注意
(1)定められた用法・用量を厳守する。
(2)皮膚,飲食物,食器または飼料にかからぬようにする。
(3)観賞魚,ペット類,魚類にはかからないようにする。
(4)使用に際しては,部屋の大きさに応じて噴霧時間をかえ,台秤等で使用前後の重量を測定し,噴霧量を調整する。なお,口径0.5mm標準ノズルの薬剤噴射量は毎秒約7g,口径0.3mmノズルの薬剤噴射量は毎秒約4gである。
(5)単独使用の場合,効力不足のことがあるので,残留処理剤と兼用することによってより効果が認められる。
(6)本製剤は液化ガスのため,容器内が全てガス化した時点では正常な濃度が得られないので注意する。(本製剤の使用可能な量は,28kg入りで約23kg,7kg入りで約6kg,2.4kg入りで約2.0kgまでとする。)
(7)噴霧する際は扉,窓等を閉め,開口部は目張り等を行い気密にし,外部への漏洩を防止すること。
(8)薬剤を噴霧の際は,部屋の入口から使用しないこと(奥の方から使用すること)。
(9)薬剤噴霧により煙感知器が作動することがあるので注意すること。
2.使用中または使用後の注意
(1)皮膚に付いたときは石鹸と水でよく洗う。
(2)噴霧する人は保護具(防じんマスク,保護メガネ,長袖の作業衣,手袋など)を着用すること。
(3)噴霧中の部屋には噴霧する人以外は入室しないこと。
(4)噴霧終了後,作業者は速やかに室外に出ること。
(5)くん蒸中は入室を避け,くん蒸終了後,室内の空気を1時間以上十分な換気を行った後入室すること。
(6)屋外で使用する場合は,付近に人がいないことを確認する。また,蚊に向けて噴霧すると効果的である。
(7)使用時は必ず容器を直立させ,使用する。
(8)直射日光を避け,なるべく28℃以下で使用する。30℃以上になると薬剤が分離することがあるので冷却撹拌後使用する。
(9)使用後の容器は容器所有者(メーカー)に返却する。

ミラクンSの保管上の注意

1.保管上の注意
(1)子供の手の届かないところに保管すること。
(2)容器は直射日光を避け,通風換気の良いところに保管し,30℃以下に保つ。
(3)容器は転倒,転落しないようロープ等で固定して置く。
(4)容器は充てん容器と空容器に区分して保管する。
2.取扱上の注意
(1)容器は転倒させたり転落させたりしないように,また,衝撃を与えないよう静かに取扱う。
(2)容器安全弁(ガス取り出し口と反対側の小さな六角ナット)は絶対にいじらない。
(3)魚毒性が強いため,いけす等のある場所では投薬しない。
(4)微粒子の落下付着により曇りが生ずることがあるので,付着を避けたい場合はフィルム等で養生をする。
(5)分離した薬剤を噴霧すると高濃度の薬液が吐出し,べとつき等の汚れを生じるので注意する。
(6)薬液はスチレン樹脂を溶解することがあるので,高濃度の薬剤が付着しないよう注意する。
(7)二酸化炭素中毒や酸素欠乏などを引き起こすことのないよう注意する。
(8)容器は高圧ガス容器置場であることを明示した一定の場所に保管し,引火性・発火性のものと一緒に置かない。