提供:gooヘルスケア
(編集・制作 (株)法研)
(「すこやかファミリー」法研より)
自宅のリビングで簡単にできる筋トレを紹介します。
筋肉を増やせば太りにくい体になれる。ジムに行かなくても、時間をつくらなくてもできる簡単体操なら長続き。
ウォーキングに加えてぜひ筋トレを
メタボリックシンドロームの予防やダイエットにはバランスのとれた食事と運動が大切。食生活を見直し、ウォーキングなどの有酸素運動を続ければ、確実に脂肪を減らすことができます。そして、これにぜひ加えてほしいのが筋力トレーニングです。
筋肉の量が増えると基礎代謝量も増えて、太りにくくなるのです。私たちの体は眠っている間やじっとしているときも、生命を維持するために必要な呼吸や血液循環などを行ってエネルギーを消費しています。これを基礎代謝といいますが、このとき体の中で最も消費量が多いのが筋肉です。だから、筋肉の量が多いほどエネルギーの消費量も多く、太りにくいというわけです。
筋力トレーニングといっても、スポーツジムに通う時間はないし、自分で腕立て伏せをするのもきつそう、とても続けるのは無理、なんて始める前からあきらめているあなたに、わざわざ時間をつくらなくても自宅のリビングでできてしまう体操を紹介しましょう。
CMタイムに簡単にできる体操でも十分効果が
テレビを見ているとき、コマーシャルの時間にちょこっとできる体操なら、続けることができると思いませんか? 1時間の番組として、10分程度の体操ができ、これだけでも続けることで十分に効果があがります。ここでは、ふだん運動習慣のない筋力の弱い人にも無理なくできる体操を選んでみました。CMの時間でなくても、思いついたときにやってみてください。
ウォーキングや筋トレの前後には、必ずストレッチを行いましょう。ストレッチは股関節、膝関節、肘関節など一つ一つの関節を意識して、ていねいに関節や筋肉をしっかり伸ばすことでケガを防ぎますが、それだけではありません。屈筋群だけでなく、ふだん使わない伸筋群の筋肉を伸ばし動かすことによって、その筋肉が運動で使われるようになるのです。
たとえば、ストレッチで太ももやお尻の筋肉をよく伸ばしてからウォーキングをすれば、ストレッチしたさまざまな筋肉が使われ、エネルギーがより多く消費され、筋力アップにもつながります。