サプリメントの間違った使い方で不健康に|目的に合った選び方と注意点

【お話を伺った人】堀 美智子先生

医薬情報研究所(株)エス・アイ・シー取締役、薬剤師 薬科大学の医薬情報室に20年勤務の後、1998年医薬情報研究所(株)エス・アイ・シー 医薬情報部門責任者、1998年より現職。薬局を運営しながら…

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(編集・制作 (株)法研)

 
ダイエット、スポーツの前後、疲れ、ストレス、美肌に、おすすめの成分は?

サプリメントを摂る前に知って欲しいこと

最近は、新聞・テレビ・インターネットなどでサプリメントの広告や情報を目にしない日がないほど。多くの人が健康や美容のため日常的にサプリメントを利用していますが、一方でサプリメントによる健康被害も多数報告されています。
ここでしっかりと、サプリメントとはどんなものか、使用にあたって注意すべきことは何かを知っておきましょう。

体に必要な栄養は食事からとるのが大前提です。しかし、偏食、朝食抜き、外食や加工食品が多いといった食生活におちいりがちな現代人にとって、バランスよく食べることは難しいかもしれません。
また、バランスのよい食事をしているつもりでも、昔に比べ野菜などの栄養価が低下している、調理や加工の過程で栄養素が失われる、加工食品の添加物などがミネラルの吸収を妨げることがあるなどの理由で、必要な栄養を十分にとることは難しいという指摘もあります。また、服用中の薬の影響で特定の栄養素が不足する場合があることも知られています。

サプリメントは足りない栄養を「補う」もの

そこで、食事で不足しがちな栄養素をサプリメントで補うことは、健康維持に役立つと考えられます。ただし、サプリメントだけで必要なすべての栄養素をとることはできません。私たちの体は、サプリメントからとれる栄養素以外にもさまざまな微量の栄養素を必要としていて、それらを多種類の食品からとることで健康を維持しているのです。
もともとサプリメントは「補足」、「追加」といった意味。あくまで食事で足りない分を補うものと考えましょう。まずは日々の食事をできるだけバランスのよいものにすることが大切です。

サプリメントを利用する際の4つの注意点

サプリメントは薬ではなく、食品です。サプリメントには、ビタミンやミネラルなど足りない栄養素を補う目的のもののほかに、イチョウ葉やノコギリヤシなどのように体に対する何らかの作用を期待して利用されるものがありますが、これらを摂取したからといって病気が治ったり、治療が不要になったりするわけではありません。あくまで病気にならないように予防を目的として使用するととらえておいてください。
作用は穏やかですが、サプリメントの不適切な使用によって健康に悪影響を及ぼすこともあるため、使用に当たっては次のような注意が必要です。

●摂取目安量をきちんと守る

特定の成分を濃縮しているサプリメントは、手軽にとれる分、過剰摂取になりやすい。脂溶性のビタミン(A・D・Kなど)やミネラル(カルシウム、鉄、亜鉛、銅など)では、とりすぎから過剰症を起こしたり、他の栄養素とのバランスが乱れたりして体調を崩すこともあるので注意が必要。記載されている摂取目安量を守ること。

●薬との飲み合わせに注意する

青汁やクロレラなどに多く含まれるビタミンKはワルファリン(血液を固まりにくくする薬)の作用を弱めることが知られている。このように特定の薬との飲み合わせによっては、薬の作用や症状に影響を及ぼすことも。持病などで薬を服用している人は医師や薬剤師に相談を。

●信頼できる製品を選ぶ

原材料名、栄養成分などの含有量、摂取目安量、使用上の注意、何かあったときの連絡先など、パッケージに必要な情報が記載されているかをチェック。海外の製品には、日本での使用が禁止されている成分が含まれていることもあるので、個人輸入はすすめられない。

●密封して冷暗所に保管

商品に記載されている注意事項を守り、きちんと保管を。特にポリフェノール、アスタキサンチンなどの抗酸化物質は酸化しやすいので、密封し、直射日光を避けて保管する。

目的別で分かる! サプリメントの選び方

くり返しますが、基本は栄養バランスのとれた食事をとること。そのうえで、気になることや目的に合わせてサプリメントを選ぶようにするとよいでしょう。

●ダイエットのサポートに

ダイエットで食事量を減らすとビタミン・ミネラルが不足したり偏ったりしがち。そうなるとダイエットの効果も現れにくくなるので、マルチビタミンやマルチミネラルで補うのがおすすめ。特に糖質や脂質、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB群を不足させないことも大切。エネルギー代謝を活発にするコエンザイムQ10 やα‐リポ酸などもよいといわれている。

●スポーツの前後に、運動効果アップ

筋肉をつくり、そのエネルギー源ともなるアミノ酸BCAA(分岐鎖アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンの総称)を運動の前後にとると疲れにくくなり、疲労回復を助けるとされる。運動によって消費されるビタミンB群や抗酸化ビタミン(E・C)を補うのもよい。

●美容、アンチエイジングに

肌にダメージを与えてシミ・シワの原因になるのが活性酸素。活性酸素を撃退する抗酸化作用のあるもの(ビタミンC・E、コエンザイムQ10、アスタキサンチン、イソフラボンなど)がおすすめ。肌のはりを保つコラーゲン、うるおいを保つヒアルロン酸も補給するとよい。ビタミンCはコラーゲンの生成のためにも必要。

●疲労回復、ストレス予防に

疲労回復にはエネルギー代謝に欠かせないビタミンB群を。ビタミンB群は互いに協力しあって働くため、単体でとるより「B群」として一緒にとるほうが効果的。運動をした後の疲れにはクエン酸やアミノ酸、疲れがたまったときにはニンニクなども。ATP産生作用があるコエンザイムQ10もおすすめ。
ストレスの多い人は、ストレス時に消費されるビタミンCを。神経の興奮を鎮め、精神を安定させる働きのあるカルシウムをマグネシウムと一緒にとることもおすすめ。

※この記事は2012年7月に配信された記事です



買って損するサプリはコレ! 危険なサプリメントの見分け方

毎日飲むものだけに、サプリメントの選び方を間違えると深刻な影響も…… 健康を損なう恐れのあるサプリの見分け方を知って、賢く活用しましょう。

買って損するサプリはコレ! 危険なサプリメントの見分け方

吟味しないと危険! サプリメント=体に良いは間違い

健康や美容のためにサプリメントを飲んでいる人も多いことでしょう。ところが、体にいいと思って飲んでいたのに、逆に体を壊してしまう場合もあるので注意が必要です。
サプリメントアドバイザーの中元千鶴さんも以前、サプリメントで辛い経験をした一人。以前、ホルモンバランスを整え豊胸作用があるというサプリメントを飲んでいたところ、服用後1ヶ月で生理が止まり、激しい腹痛と吐き気に襲われました。

すぐに使用を中止しましたが、それから2年間、つらい生理痛に苦しんだそう。歩くのがやっとで仕事もできず、鎮痛剤の飲み過ぎで今度は肝機能が低下、肌荒れも起こり……。というように、たった1ヶ月の過ちのために、体が回復するまで2年間もかかったというのです。
「ほかの人には私と同じ体験をしてほしくない」という中元さんに、損するサプリメントの見分け方を教えてもらいました。

お金だけでなく健康まで「損する」危ないサプリの見分け方

●飲むだけでヤセるサプリ
ダイエットサプリには色々な種類がありますが、本当に健康で美しくヤセられるものはごくわずか。ギムネマ、ガルシニアなどが原料の食べ物の吸収を阻害するものや、サイリウム、オオバコなど排出を促すものは、必要な栄養素やほかのサプリの栄養まで一緒に出してしまいます。食事の代わりに飲むものも含めて、栄養のバランスを崩しやすく、体調不良や肌荒れの原因に。
カプサイシンなど代謝を高め、エネルギー消費量を増やすタイプのものは、肝機能障害や心臓発作など、深刻な健康被害の危険性があるので要注意。「飲むだけでヤセる」とうたったものはまず疑って。

●ホルモンのバランスを整えるサプリ
女性ホルモンのバランスを整え、更年期障害、生理痛を和らげる、胸が大きくなる、妊娠しやすくなるなど、ホルモン様作用のあるサプリは要注意。有名な原料は、プエラリア・ミリフィカ、ガウクルア、レッドクローバー、マカ、ジャムウなど。女性ホルモンは一生分がわずかティースプーン1杯なので、微量のサプリでも影響を受けやすく。一度ホルモンバランスが崩れるとなかなか元に戻りません。

買って損するサプリはコレ! 危険なサプリメントの見分け方

●含有量の多さが自慢のサプリ
ビタミンやミネラルであっても、多すぎると良くないと言われています。栄養素は一度にたくさん摂っても排泄されてしまうので無駄になりますが、それだけでなく肝臓や腎臓などに負担がかかる場合もあります。摂りたい成分の上限量について知りたい場合は、は厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」を確認しましょう。webで閲覧が可能です。

●個人輸入の海外サプリ
輸入が許可されていない海外のサプリも、個人輸入では簡単に買うことができます。珍しい素材や安さが魅力ですが、日本では使用禁止の成分や添加物が使われていたり、含有量が異常に多かったりして、深刻な健康被害につながる可能性も。
残留農薬や遺伝子組み換え作物の使用などの安全面はもちろん、注意喚起などの説明が外国語で書かれているので見落としやすいなど、専門知識や語学力のない人には危険です。

●ハーブ&漢方サプリ
ハーブや漢方は世界各地の自然療法で治療薬として使われ、医薬品よりも体にやさしく、緩やかに作用します。緩やかといっても薬理作用があり、使い方を間違えると毒にもなるので、本来は専門家の指示に従って飲むべきものです。最近では店頭でも手軽に買えるようになりましたが、妊娠中、授乳中、特定の疾患のある人が摂ると危険なものもたくさん。自分の体質に合っているのか、必ず確認しましょう。

●激安サプリ
サプリを激安にするために必要なことは、有効成分の含有量を少なくしたり、質が悪くても安い素材を使って、安い合成添加物で固め、大量生産してコストを抑えることです。当然そのぶん効果が低く、副作用のリスクも高くなるので、本当に消費者の立場に立った商品とは言えないでしょう。値段が高いものよいとも言えませんが、少なくとも激安になるには理由があるはず。効果がなく安全でないサプリは飲む価値はありません。

●お菓子感覚のサプリ
噛んで食べるチュアブルタイプ、水なしでそのまま飲める顆粒タイプ、水やジュースに溶かすドリンクタイプ、クッキーやゼリーなど、おいしいサプリは要注意です。
サプリに使われる栄養素は苦いものや臭いものが多く、美味しく食べるためには、かなりの量の甘味料や香料を入れることに。有効成分よりも砂糖や添加物の方が多くなってしまうので、食べやすいからとたくさん摂っていては、カロリーオーバーのもとに。購入前にラベル裏面の原材料を確認して。多い順番に並んでいるので、有効成分が何番目にあるかチェックを。

●中途半端なマルチビタミン
「マルチビタミン」と書いてあれば、とりあえずこれ1本でOK!と思っている人は要注意です。マルチというのは2種類以上入っていることを指すので、極端な話、ビタミンCとB1が入っているだけでもマルチビタミンと言えます。
ビタミンとミネラルはチームワークで働くので、できるだけ種類が多いものを、バランスよく、同時に摂取する方が効果的です。最低でも22種類以上のビタミン&ミネラルが入っているものを選びましょう。

このほか、人に勧められたり、なんとなくよさそうな気がして、理解しないままにサプリメントを買ってしまうのも危険です。家族や知人に効いても、自分に効くとは限りません。原材料は何で、何に効くもので、自分に必要なものなのか、よく考えて選びましょう。メカニズムや効果が理解できない場合は、飲まないのが賢明です。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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不妊症に効果がある漢方10選|女性のからだを助ける5つのサプリメント

現代医学と併用されて処方されることも多い漢方薬は、不妊にどんな効果があるのでしょうか? また、妊娠を望む人がとっておきたいサプリメントについてもまとめてご紹介します。

不妊症に効果がある漢方10選|女性のからだを助ける5つのサプリメント

体全体のバランスを整える 体質改善で不妊にアプローチ

現代医学では不妊の原因を特定し、それを治療していくのが主ですが、漢方医学では、からだ全体のバランスを整え、体質を改善していくもの。西洋医学との併用で相乗効果があるという報告が多数あります。

また、不妊症に大きな影響を与えているのがストレス。現代社会では、ストレスを完全に回避することはできません。漢方医学では抗ストレスに対して処方が可能なのも、不妊症の治療に大きく役立っています。

エネルギーを補給し 血の流れをよくする

漢方医学の考え方では、人が健康に生きる上で「気」「血」「水」3つの力が必要とされています。

「気」:生命活動の根本的エネルギー。心と体の機能をコントロールする
「血」:気の働きを担って全身をめぐるのが血。滞った状態を「於血(おけつ)といい、精神不安や月経障害などが起こる。婦人科でも重要。
「水」:気の働きを担って体を潤し、栄養を補給するもの。

不妊症に効果がある漢方10選|女性のからだを助ける5つのサプリメント

また、体の機能の単位として五臓(肝、心、脾、肺、腎)というグループがあり、それぞれの臓器がバランスをとりながら、体を維持していると考えられています。このグループ分けは、現代医学の内臓と同じ名前ですが、内臓を表す言葉というだけでなく、体の機能や働きを5つに分類したものでもあります。

不妊症に効果がある漢方10選|女性のからだを助ける5つのサプリメント

この考えをふまえ、漢方医療では不妊症の原因を「陰血虚弱」としています。そのため、気血の補充(補気、補血)をし、於血の改善を行うとともに、抗ストレス療法として、脾・肝の機能補正が必要です。改善に用いられる漢方薬は、下記の10種類です。なかには、漢方医からの処方箋が必要になるものもあります。自分の体質の見極めなど個人で判断するのは難しいので漢方医に相談するほか、かかりつけの婦人科医にも相談しましょう。

1)補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
気を補充しながら脾の働きを改善する。虚弱体質で、全身倦怠、食欲不振、動悸、不安感がある、言葉に力がない、目に勢いがない人に。

2)十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)
気のエネルギーと脾の働きを改善するとともに、血も補うのが特徴。疲労感体感、食欲不振、顔色が悪い、手足の冷え、貧血などの人に。

3)六君子湯(リックンシトウ)
脾の働き、気のパワーを補う代表的漢方。胃腸虚弱、疲れやすい、貧血症、冷え性の人に。

4)紅参末(コウジンマツ)
高麗人参を熱加工したもので、補気の作用に優れている。また、於血を改善するほか、抗ストレス作用も。どんな体質の人にも使用できる。

5)加味逍遙散(カミショウヨウサン)
肝の機能異常を整え、於血を改善する。比較的虚弱で冷え性、疲れやすい、精神的に不安的でイライラしている、不眠などが、月経周期に関係して現れる。

6)柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)
肝の機能を補正する、神経症やストレスがある人によい。卵巣機能不全への効果が報告されている。虚弱体質で冷え性、イライラ、不眠などの精神状態がある。

7)芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)
肝の機能を補正する。多嚢胞生卵巣症候群に有効という報告されている。平滑筋の萎縮による疼痛がある場合に使用。

8)桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
於血を改善する代表的なもの。月経周期の異常や月経困難症、肩こり、目まい、下半身の冷えがある。のぼせ性で赤ら顔のことが多く、体力は中程度の人に。

9)当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
優れた於血、および血虚改善作用がある。流早産予防にも使用。単体での使用または、クロミフェンとの併用で排卵・妊娠率向上が認められている。虚弱体質で冷え性、貧血傾向、月経周期にともなってむくみや頭の重さ、目まい、肩こりがある人に。

10)温経湯(ウンケイトウ)
優れた於血改善作用が認められている。また、排卵を促進する作用も。比較的体力が低下している、下半身が冷え・手のひらはほてる、肌荒れ、唇の乾燥、冷えによる下腹部痛がある人。

漢方医学では男性不妊も原因は同じため、同じ処方がされるそう。生活習慣の面では男性の場合、アルコールの飲み過ぎは、精力消耗、精子の放出が悪くなったりするので、なるべく控えましょう。

サプリメントの栄養サポートで妊娠しやすい体へ

ふだんの食事だけでは、なかなか補うことができない栄養素を補うのがサプリメント。妊娠しやすい体づくりをサポートする上で役立つといわれているものをご紹介します。サプリメントは、自分の足りない栄養素を補うのがメイン。合う、合わないなど個人差があるので、気になる人は医師と相談の上で、食生活に取り入れましょう。また、基本はあくまでもバランスのとれた食事であることは忘れずに。

●葉酸
葉酸はビタミンB9のこと。水溶性ビタミンB群の一種です。葉酸には細胞分裂や増殖に働きかける作用があり、子宮内膜を強化。これにより受精卵が着床しやすくなるそう。また、造血作用や血液サラサラ効果により、子宮内の血流をアップさせます。着床後の受精卵の発育促進にもつながります。

●マカ
南米ペルーで栽培されているアブラナ科の野菜で、必須アミノ酸や鉄分、カルシウムが豊富。また植物性のエストロゲンが、ホルモン様作用によってホルモンバランスを整えるとされています。そのほか、ビタミンEが冷えを解消、アルギニンが疲労回復など、健康な体に導きます。

●ルイボス
加齢やストレスで体内の活性酸素が増えると排卵障害や黄体機能不全、卵巣機能不全が起こり妊娠しにくい体に。ルイボスティーには、この活性酸素を除去する働きが。ホルモン分泌を改善するのに欠かせない成分、亜鉛も含み、生殖機能低下も改善します。

●たんぽぽ
女性ホルモンのエストロゲンを増やす作用があると言われています。また、血行を促進する働きで冷え性の改善にも。ホルモンバランスが整うほか、女性に不足しがちな、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

●鉄
現代の女性は慢性的な鉄不足。厚生労働省が定める1日の摂取目標は12mgですが、達成できていないのはもちろん、年々摂取量は減少する傾向に。鉄が不足すると生理不順になるほか、妊娠を維持する黄体ホルモンの分泌も低下してしまうのです。鉄は、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂取すると吸収力がアップします。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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【医師が教える】キレイと若さのために「女性がとりたいベースサプリ」

【お話を伺った人】桐村里紗(きりむら・りさ)先生

内科医・認定産業医。 治療より予防を重視し、ヘルスケアをライフスタイルデザインと再定義し、生活者の行動変容を促すコンテンツ開発を行う。著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文…

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食品の栄養成分をまとめた「日本食品標準成分表」(食品成分表)が昨年末、15年ぶりに改訂され、干しひじきの鉄分含有量が大幅に減ったことが話題になりました。
「ひじきの豊富な鉄分の所以は、昔は鉄鍋でひじきを炊いていたからということが分かりました。ステンレス鍋で炊くと何と9分の1に減ってしまいます。このような調理法の変化だけでなく、農薬や化学肥料で育った野菜は土壌がやせているため、バランスよく食べているつもりでも昔よりも栄養不足になっています。旬でないものや、長期保存したものなども同じ。理想通りいかないことをストレスに思うよりも、機能的で安全なサプリメントで補うのも一つの方法です」と言うのは、内科医の桐村里紗先生。
そこで、女性が健康的に、キレイでいられるためのお助けサプリの選び方を教えてもらいました。

何か一つ摂るなら「マルチビタミン・ミネラル」を

サプリには、すべての人にとって日常的に摂りたいベースサプリがあります。その代表がマルチビタミン・ミネラル。ビタミンやミネラルは体のすべての代謝、ホルモン、酵素などの基本になります。

マルチビタミン・ミネラルに含まれるビタミンA・C・E(ビタミンエース)や、微量ミネラルである亜鉛、セレンなどは、老化の原因である活性酸素の除去に不可欠な栄養素です。運動でも消耗するので、エクササイズする人はしっかり摂りたいもの。
また、摂り過ぎた糖質や脂肪をエネルギーに変えたり、美肌にも欠かせないビタミンB群なども含まれています。

しっかり効果を求めるなら、天然素材から低温抽出した、含有量の高いものがおすすめ。厚生労働省が「日本人の食事摂取基準(2015年版)」で定めている「耐容上限量」を守れば、摂り過ぎの心配はありませんが、妊娠希望の女性は少し注意が必要です。ビタミンAの過剰で催奇形性の心配がある為、ビタミンAそのものではなく、体の中でビタミンAに変わるカロテンを含有しているものを選びましょう。

マッチョな男性だけのものじゃない 「プロテイン」は女性にも必須

次に女性が取りたいベースサプリとして、桐村先生がオススメするのは「プロテイン(タンパク質)」です。
プロテインといえば、マッチョな男性のものというイメージがありますが、体の構造、酵素、ホルモン、神経伝達物質、コラーゲンなどを作る原材料なので、女性にとっても必須。特に食事の全体量が少ない人は、タンパク質が不十分になりがち。すると老化が進む上に心身の健康も不安定になってしまいます。

プロテインを選ぶ時には「アミノ酸スコア」や「PDCAAS」に注目しましょう。「アミノ酸スコア」とは、生体内のアミノ酸バランスを基にしたもので、100が理想的なバランスとされています。また、「PDCAAS」はアミノ酸の消化吸収率も加味したスコアで、1.0が満点。アミノ酸スコア=100のものや、PDCAAS=1のものを選ぶのが効果的です。

抗酸化物質を摂るなら「水素」に注目

老化の原因である活性酸素を抑える抗酸化物質のサプリメントもたくさんの種類がありますが、何か一つ摂るなら水素に注目を。水素は、体内で発生する最も凶悪な活性酸素・ヒドロキシラジカルを消去してくれるからです、
また、活性酸素には、体にとって有害な物質を殺菌したり除去したりする「善玉活性酸素」と、正常な細胞や遺伝子を傷つける「悪玉活性酸素」がありますが、水素は他の抗酸化物質と違い、「悪玉活性酸素」だけを除去するという性質も。若々しく過ごすために毎日摂りたい、今、注目のベースサプリです。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

【参考】
「美女のステージ」に立ち続けたければ、その思い込みを捨てなさい』(光文社)

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乳幼児の夜泣きに効果抜群 乳酸菌サプリ! 夜泣きが1/4に減る?

(編集・制作 gooヘルスケア)

出典:「バイオガイア チャイルドヘルス」問い合わせ: バイオガイアジャパン株式会社
0120-810-255
http://www.biogaia.jp/

原因不明だった赤ちゃんの「夜泣き」に対処するスウェーデン発祥のサプリメントが2015年4月から一斉発売されます。これは全国の悩めるママ、パパ、赤ちゃん本人にも朗報!産後のうつ症状で苦しむママや働くママのにとって、心強い存在になってくれそうです。

育児で最初にぶち当たる「夜泣き」問題

多くのママたちを悩ませる「夜泣き」問題。数時間おきに授乳を求めて泣く新生児期の夜泣きと、生後8カ月頃を過ぎてからの夜泣きは区別して考えられていて、後者の場合は授乳しても泣き止まないため、ママたちをさらに困らせます。

原因不明の夜泣きに対しては、起きたときに安心させてあげる、昼間にしっかり体を動かして夜ぐっすり寝られるようにする、寝室の温度やパジャマの快適具合を調整するなど、さまざまな対処法が紹介されています。それにより夜泣きが改善されるケースもありますが、どんなにがんばっても夜泣きがおさまらないことも…。

そうなると、ママたちは睡眠不足に陥るばかりでなく、「どうして泣き止んでくれないのだろう」と心配が募り、心身ともに疲れ果ててしまうのです。

原因不明の夜泣きは「腸内細菌のバランス」が原因

そんな原因不明の夜泣き対策に、スウェーデンの小児科専門バイオテクノロジー企業が開発した乳幼児用乳酸菌サプリメント「バイオガイア チャイルドヘルス」が、4月から日本で発売されることになりました。

バイオガイア社は、スウェーデンのカロリンスカ医科大学とイタリアの小児科病院の共同研究により、激しい夜泣きの原因が「腸内細菌のバランス形成不全による乳児疝痛(激しい腹痛)」にあると突き止めましたそうです。そこで、乳酸菌「L.ロイテリ菌」を赤ちゃんに一定量与えたところ、それまで1日平均3時間以上泣いていた乳児の夜泣きが、95%以上のケースで1日平均50分以下にまで減少することを発見しました。

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バイオガイア チャイルドヘルス(内容量5ml):希望小売価格2,800円 ※全国のアカチャンホンポで先行発売中(4/1から全国の小児科医院、薬局薬店、ベビー用品店で発売)

赤ちゃんに与えた「L.ロイテリ菌」とは、母乳に多く含まれるプロバイオティクス乳酸菌で、病原菌やウィルスに対する抗菌作用、成長、アレルギー反応の抑制などを担っていると考えられています。しかし、もともとは先進国に住む母親の胎内でL.ロイテリ菌の常在率が下がっていることが指摘されています。

夜泣き対策サプリで親子ともにぐっすり

「バイオガイア チャイルドヘルス」は、赤ちゃんでも飲みやすい液体タイプのサプリメント。直接スプーンで飲ませるほか、飲み物に混ぜたり、乳房に塗って赤ちゃんに与えます。すでに世界85のくにと地域で販売されており、世界トップシェアの夜泣き対策サプリメントとして知られています。

これまでは原因不明で、赤ちゃんと一緒に耐えるしかなかった「夜泣き」ですが、スウェーデンからの乳酸菌サプリメントの力で、親子共々ゆっくり眠れる日が来ることに期待できそうですね。長く続いている夜泣きなどで悩んでいる方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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